害虫のごとくどこにも生息しているのか、人のやる事成す事に口出ししては粗探ししてくる上司っていますよね(苦笑)
私も、そんな上司と関わる事が多くて精神的に疲れてしまったもんです・・・そういううっとおしい上司に対して、少しでも対処法が分かると気持ちが楽になるのではないかと思います。
そこで、この記事では粗探しをする上司の対処法や特徴について解説していきます。
部下の粗探しをしてくるパワハラ上司の対処法⑤選
ここでは、部下に対して粗探しをしてくるパワハラ上司の対処法をまとめていきます。
➀ストレートに「やめてください」と伝える
そもそもな話、粗探しをしてくるような上司には、他人の気持ちがわからない場合や、遠回しだったりやんわりと伝えるだけでは話が通じない事が多いです。
ですから、ストレートに「やめてください」と伝える事で、多少は罪の意識を感じる事があるかもしれません。
しかし、これも必ずうまくいくかどうかは保証できませんし、直球で「やめてください」と伝えたとしても「まあそういうなよ」と流される可能性だってあります・・・
最悪の場合は、もめることを覚悟でキレるくらいの勢いで言わないとこういう人には通じないということを肝に銘じておきましょう(苦笑)
②聞き流す
実体験からも言えますが、粗探しをするタイプの上司は「構ってちゃん」だったりもします。ですから、必要以上に絡んでくるわけなんです(苦笑)
要は、小学校のときに男子が好きな女の子に絡んでいくときにいじわるをするような、そんなニュアンスですw
粗探しをしてくる上司が粘着質なタイプだとうまくいきませんが、スルーを貫くことで大人しくなるタイプの上司には使える方法です!
③人事に相談する
パワハラを放置するような会社の場合、上司に相談したとしてもあまり期待はできません。それどころか、上司がパワハラの首謀者である可能性だってあります。
人事に相談する事で状況が改善される可能性もあれば、その逆で放置プレーよりもひどい目に遭う可能性も否定できません。
本来であれば、採用に関する事だけではなく、社員が働きやすい職場環境を作っていく事も人事の役目だからです。
加えて、2019年からは職場におけるパワーハラスメントについて事業主に防止措置を講じることを義務付けています。
そして、2020年6月からは大企業にて、2022年4月からは中小企業でもパワハラ防止措置が義務化されています。
そのため、以前と比べるとハラスメントに対する世間の目は厳しくなっていますし、SNSや口コミ系のサイトでも悪評を書かれるリスクも出てきました。もはやパワハラなどのハラスメント行為は経営上の重要な課題であるとも言えます!
そうなってくると、企業イメージの低下に伴って業績にも影響が出るリスクも考えられます。そういった懸念材料を拭い去るためにも、問題が深刻であれば人事も動かざるを得ません。
アクションを起こさなければなにも変わりません!まずは相談してみましょう!
しかし、運が悪ければ相談したことであなたが不利益を被る場合もありますので、相談する際は慎重に動いたほうが良いでしょう。
私も、人事に相談したものの、口では耳障りのいいことを言いながらも何もして貰えなかったどころか、嫌がらせを受けたことがあります。
そもそもな話ですが、「粗探しをするような上司を放置する会社なんて信用できない」という心構えでいたほうが気持ちは楽になるかもしれません(苦笑)
④外部の相談機関に相談する
個人的な経験から言うと、役所関係に相談しても強制力がないのであまりおススメしません。お金と時間に余裕があるのであれば、弁護士に相談して戦う事を前提に話を進めたほうが確実です。
弁護士費用というと、ハードルが高いように思われるかもしれませんが、(収入によりますが)法テラスを利用することで弁護士費用を安くできる場合もあります。
また、どちらかというと給与未払いや不当解雇について争うのが主ではありますが、労働審判という通常の裁判よりも早い解決を目指せる制度もあります。
こういった制度もありますので、あなたの状況に合わせて考えるのもひとつかなと思います。
⑤環境を変える(転職活動を行う)
あなたが色々試してみた結果、それでも状況がよくならないのであれば、転職活動を行って環境を変える事をおススメします。
働く環境や付き合う人が変わるだけで、「水を得た魚」のようにイキイキと働ける場合だってあるはずです!
まだ20代のあなただったら、やり直しだってできます!転機が訪れたと思ってアクションを起こしてみてはいかがでしょうか?
粗探しをするパワハラ上司の特徴⑤選
ここからは、粗探しをしてくるパワハラ上司の特徴をまとめていきます。
➀プライドが高い
「自分は他人よりも優れている」という自尊心の裏には、「認めてほしい」という深層心理が眠っていたりします。
そのため、「自分が絶対」という思いが強いので間違いを認める事もありません。だからこそ、部下の行動を「粗探し」というやり方で否定することで、自尊心や承認欲求を満たしています(苦笑)
②過剰なほどの心配性
「マイクロマネジメント」という言葉がありますが、粗探しをするような人は、自分に自信が持てないことも多いので、過剰なほどの心配性であるケースも多いです。
逐一人の行動に対して茶々を入れてくるので、関わる側の精神的負担は甚大なものです。
私も、かつてマイクロマネジメントをしてくる上司とやりあって精神的に疲弊したので、もう二度とこの手のタイプとは関わりたくないと思っています(苦笑)
また、マイクロマネジメントをする上司については、別の記事でも取り上げていますので、宜しければご覧ください。
③支配欲が強い
上記に挙げている「プライドが高い」と重なりますが、粗探しをすることで自分の優位性を見せつけたいという思いが強い節があります。
そして、自分の思いどうりにコントロールをすることで、「服従させたい」「自分は間違っていない」と確信したいのかなとも感じます。
そのかわり、部下にはめっちゃ嫌われますが・・・私も「◯ねばいいのに」と思うほど嫌いでしたので(苦笑)
④部下を信用しない
粗探しをするような性格の上司は、基本部下の事は信用していません。そのため信用してもらえないと感じた部下と衝突する事も少なくはありません。
それでもこういうタイプの上司は、「お前と信頼関係を築きたいんだ」ということもあります。
たかのり
私からしたら、「どの口がいっとんじゃ、ボ◯が!」という感じですが・・・
⑤自己中心的な性格
粗探しをするようなタイプの上司は、自己中心的な性格なので、「他人を思いやる気持ち」に欠けていることも多いです。
当然ながら信頼されないし、嫌われるし、職場の雰囲気も悪くなります。だけど、上にはいい顔しがちだから会社からは評価されていたりもします。
そもそもな話、そんなバ◯を評価する会社そのものが終わっていると思いますが・・・
粗探しをするパワハラ上司と働くデメリット③選
デメリット①ストレスがたまる
一番のデメリットは、ストレスがたまる事ではないでしょうか?私もしょっちゅうイライラしていましたし、あまりにムカつきすぎて机を思いっきり叩いたり怒鳴り返したことがあります(苦笑)
常にイライラしていたので、精神衛生上良くありませんでした・・・
デメリット②自分も攻撃的な性格になってしまう
上に書いたことと重なりますが、「こう言われたらこう言い返す」といったシュミレーションをしていたほどストレスが溜まっていたので、いつの間にか攻撃的な性格になっていました。
また、久しぶりに会った友人には「目つき悪くなった」とも言われたので、ストレスのでかさが甚大だったんだなと改めて思ったほどでした(苦笑)
デメリット③パフォーマンスの低下により、逆に成果が出せなくなる
粗探しって、運転中の「あおり運転」と似ていると思うんです。いちいち重箱の隅をつつかれると、「なにやっても文句言われるだけ」と感じてしまい、仕事のパフォーマンスが下がります。
そもそも、「何でこんな奴の為に仕事しなきゃいけないんだ!」という反発心も生まれてきてしまい、仕事上の不協和音も生じるのでいいことありません(苦笑)
嫌いな上司と関わり続ける事がリスクです
マイナビ転職が、全国の20代~39歳までの公務員や会社員113人を対象に、嫌いな上司についてアンケートを取った結果、なんと73.5%の人がいると回答しています。
職場に嫌いな上司はいますか(いましたか) | 割合 |
いる | 73.5% |
いない | 26.5% |
また、嫌いな上司にどう対応したのかについても調査した結果、異動や転職をしたと回答した割合は19.3%にものぼりました。
嫌いな上司にどう対応しましたか? | 割合 |
仕事と割り切る | 61.4% |
出来る限り関わらないようにする | 55.4.% |
異動や転職をした | 19.3% |
他の上司や部署に相談した | 13.3% |
嫌だと思う事を直接言った | 10.8% |
上司のいいところを見つけようとした | 9.6% |
その他 | 2% |
ですから、嫌いな上司と関わる事でストレスを溜めるくらいなら、環境を変えると考える割合は少なくないと言えますね。