職場での嫌がらせってなかなか巧妙なので、証拠が残らないことが殆どではないでしょうか?そして当事者であろう人物に対して言い返したとしても、客観的証拠が手に入らないことが多い為、逆に論破されてしまったり(苦笑)
そして、職場の中で騒ぎを起こすとなれば、逆に浮いてしまって立場が悪くなることも考えられます。そこで、そんな理不尽な状況を打破するための対策として、この記事では職場内の「証拠が残らない嫌がらせ」についての対処法をまとめていきます。
【実体験含む】職場内で起こりうる嫌がらせの種類
これは実体験も含みますが、以下の内容が職場で行われる主な嫌がらせ行為ではないかと思います。幸いなのかどうかは微妙なところですが、私の場合は身体的な攻撃は受けたことがありませんが、その他の内容についてはすべて体験済みです(苦笑)
- 身体的な攻撃
- 精神的な行為
- 人間関係からの切り離し
- 過大な要求
- 過小な要求
- 個の侵害
身体的な攻撃
簡単に言うと「殴る」「蹴る」といった行為ですが、さすがにこれは証拠が残りますし犯罪行為ですから、ブラック企業でもなかなかここまでやる会社は今どきないのではないでしょうか?
もしこんな事をやらかす上司や会社が存在するのであれば、速攻で警察に行きましょう!
精神的な行為
例えば以下のような行為を行う事で、ターゲットに嫌な思いをさせて会社から居づらくさせるのが目的ではないかと思います。
- 悪評を流す
- 皆の前で馬鹿にしたり批判して恥をかかせる
- マウントをとる
- 仕事を取りあげる
- わざときつくあたる
人間関係の切り離し
特定のターゲットにだけ仕事を与えなかったり取り上げることで、疎外感を与える事が該当するのかなと思います。私自身の経験では、「新規開拓は会社の最大のミッションだ」といいながら私だけが新規開拓をやらされただけではなく、評価基準もルート営業をしている連中と同じにされたことが苦痛でした。
結局のところ、会社に対して色々と意見を言った私の事が面白くなくて報復をしたかったのだと思います。表面上は耳障りのいいことを言いますが、実際には陰湿な嫌がらせをする会社でしたので一生許す事はないでしょう!
過大な要求
私は営業職でしたので、どう考えても達成できないノルマを課された事です。それだけではなく、営業エリアを取りあげられたり、必要以上に詰められたり怒鳴られたり、会議室に呼ばれて監禁されたりなどの精神的苦痛と屈辱感を味わされました・・・
過小な要求
過大な要求をされた後、一方的に仕事を取りあげられただけではなく、事務の人がやっているような雑務をさせられたことがあります。しかし、あまりに理不尽で頭にきたので、ホワイトボードに「法テラスや法律事務所の名前を書いて、実際に法テラスや法律事務所に駆け込んだことがありました(苦笑)
個の侵害
そのなかでも最も苦痛だったのが「個の侵害」で、飲み会になるとまるで飢えたゾンビや肉食恐竜にでも取り囲まれたような状況になり、プライベートなことをほじくりまわされて恥をかかされるという屈辱的な思いをしました・・・
あまりにしつこいので、怒ったり注意したりすると逆切れされたり、大の大人がワンワン泣いて被害者ぶったりと「いい加減にしろ!」という感じで精神的に参ったもんです(苦笑)
前置きが長くなりましたが、これらの行為に共通することは、証拠が残らない事が多いということです。
証拠が残らない嫌がらせの対処法
上記で取り上げた内容について、嫌がらせをする人というのは用意周到というか巧妙なタイプが多いので、監視カメラで録画したりでもしない限りは証拠を押さえるのが難しいです。
しかし、「声」を隠す事はさすがに出来ないことが多いので、ボイスレコーダーを常時忍ばせておくことで、上司や同僚の行き過ぎた発言を録音することができます。
今どきはわざわざボイスレコーダーを買わなくても、スマホの機能に録音機能が備わっていることが多いので、手軽にできますよ!
個人的な経験から言うと、国の機関は話を聞いてくれることがあっても、当てにならないことが多いのです。
そこで「なんとしてでも会社に報復したい」という気持ちが強い場合には弁護士に相談したり、成功できるかどうかはケースバイケースですが、会社のパワハラを理由に自己都合退職を会社都合退職に変える事ができなくはないので、そういった意味でも証拠を押さえる事はとても重要です。
個人的な経験からも言えますが、嫌がらせを容認するような会社は話し合いでは解決しません。むしろ人のせいにしてくるくらいです。
ですから、そんな会社は訴えてとことん戦うか、見切りをつけて転職活動に勤しむかのどちらかをおススメします。私としては、訴える行為は時間とお金がかかっただけのリターンがあまり見込めないように思うので、転職活動をして新天地で心機一転頑張る事の方が建設的かなとは思いますが・・・
下記にて転職に関する内容の記事のリンクをまとめています。宜しければご覧ください。
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