- マイクロマネジメント上司に性善説は通じない
- 過干渉な性格の上司は自己中心的
- 関わって病んでしまう前に離れよう!
考え方の古い会社は、「上司の意見が絶対」「部下は黙って従え」という考えが根強く、部下にパワハラをしていたとしても、それをパワハラとは認めずに飽くまでも指導の範疇という考えを持っている傾向にあります。
今どき、そんな漫画の世界のような事があり得るのか?と思いたくもなりますが、現実にあり得る話なんです(苦笑)そして、パワハラのひとつとも言える「マイクロマネジメント」はかなり厄介です。
マイクロというだけあってかなり細かく、過干渉な性格の人物が上司だと精神的にも参ります。かつて、私もマイクロマネジメント気質の上司と関わったことがあり、精神的に疲れた経験があるので、過干渉な性格の上司は大嫌いです(苦笑)
この記事では、そんな細かくて過干渉な性格のうざい上司に関わったことで苦痛を感じた際に取る行動を解説していきます!この記事をお読みになる事で、少しでもあなたの気持ちが救われるようになりましたら幸いです^^
【パワハラ】細かくて過干渉なうざい上司の心理と特徴!
➀良かれと思っての行動が、お節介になっている
部下の立場からすると、別に困ったことや話したい事があるわけでもないのに「アドバイス」をしたがる節があります。
要は「善意の押し売り」であり、根底にあるのが「親切心」から起こる過干渉なので、まさか部下が迷惑に感じているなどとは思いもしません。
この手の過干渉な上司は悪い人ではないのだけど、申し訳ないけどどうもうっとおしく感じてしまうのが特徴です・・・
②承認欲求や自己顕示欲を満たすため、自分のやりかたを押し通す
何かとしゃしゃり出ては口出ししたり、部下のことを引っ掻き回すだけではなく、失敗したら部下のせいにするだけでなく、うまくいったら自らの手柄にしていくという、「お前の物はおれのもの、俺の物はおれのもの」的な発想を抱くタイプです。
また、心配性の割にある一面では自信家なところもあり、「自分のやり方が正しい」と思い込み、自分のやり方を押し通して部下に強要する節があります。そのため、部下の考えを尊重することはないので、相手から反感を喰らう事もあります。
実体験では、例えば電話でお客さんと話をしている最中にも関わらず、相手の都合などお構いなしで話しかけてくる上司がいて、上司の声が無駄に大きすぎて電話どころじゃなかったことがありました。
下手したら上司の行為によってクレームに繋がる可能性もあったので、ヒヤヒヤしたこともあり、流石に頭に来たので怒ってしまい受話器を叩きつけてしまった事がありました(苦笑)
もちろん、頭に来ていたとはいえ私の取った行動はリスクが高いのでおススメできません(自戒の念を込めて)
③部下の行動を全て把握していないと気が済まない
上司が部下の行動を把握するというのは当然のことではあるものの、物事には程度と言うものがあり、例えば進捗状況を知りたい時などは、普通は(緊急時を除く)時間などを決めてやるものですが、思いつきで行き当たりばったりな感じで確認してくるので、常に監視されているような気分になり落ち着きません。
④無駄に話好き
やたら話好きなのか注意力散漫なのか、いちいち仕事にかこつけて話かけてくることがあり、その頻度が尋常ではなかったため「すり合わせがしたいなら時間を決めてやりませんか?」と提案したものの却下されたことがあります。
そのため、やっぱり感情的になって反論してしまったことがあります(苦笑)
⑤心配性で上から監督責任を問われたくないため、部下に権限移譲しない
何かあった時に、自分に非があるのではなく部下に責任があるという材料が欲しい為に細かく揚げ足を取る節があり、些細なことでも過剰に追及してきます。
また、細かく指導する事で起こりうるリスクを防止できるとも思っているようですが、その判断基準が一般的にはキリがないレベルなのでついていけないと感じる事が多いです。
要はに上からの評価を気にする節があります。自分が管理職であるという立場からなのか、自分の部下に対する監督責任を問われる事を気にし過ぎなところがあるわけです。
ですから、事前にミスを防ぎたい思いから、部下に対してしつこく監視するような行動を取ってしまうわけです。
⑥指摘ばかりで褒める事が無い
もちろん、問題点を指摘する事は肝心だと思います。しかし、ムチで叩かれてばかりでは一方的に考えや行動を押し付けられているような気持ちを抱くようになり、部下の立場からすると「自分と向き合ってくれない」という不信感を強めるだけになってしまいますし、心理的な負担の大きさから委縮させてしまうことにも。
このような一方的な指摘やダメ出しばかりでは、信頼関係など築くことは到底無理です。
私も、毎日指摘やダメ出しばかりの上司に対して不信感しか抱くことが出来ず、私も青臭かったのでしょうか、上司に対して感情的にキレてしまったことがあります(苦笑)
細かい/マイクロマネジメントでうざい上司がもたらす影響と無能と言われる理由
部下のやる気を奪い潰すことで、職場の士気を下げる
マイクロマネジメントな上司と関わる事で、ほぼ例外なく行動を細かく管理されてしまうので、信頼関係が成り立つことはまずありません。加えて、自発的な行動が許される事はないので、モチベーションの低下に繋がります。
そうなってくると、仕事のやりがいは奪われてしまい、最悪の場合は離職率を上げてしまう事にも繋がりますし、職場全体の士気を下げてしまい会社としても成長していくことが難しくなるでしょう。
部下を指示待ち人間にしてしまう
マイクロマネジメントで過干渉な性格の上司にしつこくやられると、部下は不信感を抱くようになり、仕事のパフォーマンスが下がる上に、自発的に仕事に取り組んだとしても何かとつけて口出ししてくるので、うんざりした結果考える事をやめて指示待ち人間にしてしまいます。
ですから、マイクロマネジメントで過干渉な性格の上司の存在は部下を育てると言う意味では害悪でしかありません。
例えば新卒で入社したような新人を教育していくのであれば、最初は丁寧に教えて行くことは必要でしょう。しかし、あれもこれもと過度に干渉し過ぎる事は、部下の成長にも繋がりません。
実際、マイクロマネジメントで過干渉な性格の上司よりも、必要以上に干渉しない上司の方が心理的ハードルも低く、度量も大きかったなと思います。
否定されることを前提に付き合わなければいけない
常に細かく揚げ足を取るような上司と関わっていると、否定される事を前提に関わって行かなければならないため、自分の存在や行動が否定された気持ちを抱えながら仕事をしなければなりません。
そのため、「何のために仕事をしているのだろうか?」と疑問に感じる事も多くなり、その結果鬱になることも。
私もマイクロマネジメントをする上司と関わってきましたが、残念ながら余りのひどさに感情的になってしまったこともあったり、同僚のなかには悔しさで涙を流すような人もいたりと最悪な環境でした(苦笑)
メンタルヘルス上の問題点も
上司による過度な介入により、常に緊張感を強いられることになるので精神的に疲弊する事もあります。私も、マイクロマネジメントをする上司と関わる事で精神的に疲労しましたし、同僚のなかでは3か月以内に離職した人が1年で4人いたこともありました。
あまりにひどい場合は、パワハラとして訴訟に発展するケースもありえるほどにうざい行為だと考えられます!
マイクロマネジメントが職場に及ぼす悪影響
離職率が高まる可能性
マイクロマネジメントの被害を受けた部下が、精神的に病むなどの理由で離職されてしまう事もあるなど、組織全体に悪影響を及ぼす可能性もあれば、同業他社に転職されたり、人手が不足してしまい業務がまわらなくなることで成長が鈍化するリスクも考えられます。
生産性の低下
マイクロマネジメントをする上司は、ある種プレイングマネージャーでもありますが、業務効率を考えると非効率です。無駄に残業が長引くことも考えられますし、やたらと介入することで仕事のスピードや生産性の低下に繋がる恐れもあります。
マイクロマネジメント上司が過度に干渉してくるのは、部下のあなたに問題があるからではない!れっきとしたパワハラです!
過干渉な性格の上司は、都度「貴方の為を思って」ということを口癖のように言いながら細かく接してきます。しかし、実際のところは上記に記載したように、ただの心配性や神経質な性格から細かく干渉してくるだけなので、部下の事を本当に考えているわけではないのです!
だから、例外はあるかもしれませんが、過干渉な上司に細かく追及されたとしたら、自分の承認欲求を満たしたい思いや神経質な性格であることをごまかして部下のせいにしているケースが殆どです。
下記にて、マイクロマネジメント上司が「うざい」「苦痛」と感じるようになった時に取るべき行動を解説していきます!
マイクロマネジメントで過干渉な上司に苦痛を感じたら取る行動7選!
➀承認欲求を満たす
過干渉な性格の上司の「承認欲求」は、部下の行動を知る事です。ですので、先手を打つという意味でこちらから情報や報告内容を時間を決めて報告するということです。
これで通用する上司であれば良いのですが、めんどくさいタイプだと、こちらが先手を打ってもゴチャゴチャ言ってくるので厄介です。マイクロマネジメントな上司にはこういうタイプが多いと思われるので要注意です。
まずは、先手を打ってみてそれでシャットアウトできるのか、それともゴチャゴチャ言ってくるタイプなのかを見極めてから対策を考えましょう!
②余計な事は言わず、最低限の事だけ話す
過干渉な性格の上司は、どんなこまかい事でも言葉尻を取りあげてはつついて来るため厄介です。その為、報告ごとなどをするときには、要点を手短に伝えるなどして揚げ足を取られないように注意しましょう。
③時間を決めて対応する
基本、過干渉な性格の上司は寂しがりやで「構ってちゃん」であることが多いので、部下に構ってもらえると異常なほど嬉しそうな態度を取ります。中には機嫌が悪くて一方的にキレることもありますが、それも構ってもらえると確信しているからによるものなのでタチが悪いです。
ですから、ある程度行動パターンが読めるようになったら、5分だけでも話につきあっておくと安心感から干渉してこない場合があります。
もっとも、いきあたりばったりな性格で、注意力散漫な上司には通用しない事もありますが(苦笑)
④過度な干渉は辞めてほしいと伝える
尋常ではない程に細かい性格の上司に付き合っていられる程、私も出来た人間ではありませんでした。
一番困ったのは電話しているときに、でかい声で口を挟まれる事でしたが、毎日毎日何かとつけてグチグチネチネチと絡んでこられては気が狂いそうな気持になります。
その一方で、過干渉な性格の人は自分が他人に否定される事を異常なほどに嫌います。それでも社風がどうだの仕事がどうなのと言い訳してくる可能性はありますが、「過干渉な対応に疲れた」「辞めてほしい」と発言する事で、多少は暴走が止まる可能性があります。
⑤日々のやり取りを録音するなどして記録をつける
弁護士など外部の相談機関に、第三者から見ても異常なほど過干渉であることを認知してもらう為に、できるだけ詳しく時系列順に言われた内容やその時の日時などを記録しておきましょう!場合によってはボイスレコーダーに録音しておきましょう!
⑥人事に相談する
人事に相談する事で状況が改善される可能性もあれば、その逆で放置プレーよりもひどい目に遭う可能性も否定できません。
本来であれば、採用に関する事だけではなく、社員が働きやすい職場環境を作っていく事も人事の役目だからです。
加えて、2019年からは職場におけるパワーハラスメントについて事業主に防止措置を講じることを義務付けています。
そして、2020年6月からは大企業にて、2022年4月からは中小企業でもパワハラ防止措置が義務化されています。
そのため、以前と比べるとハラスメントに対する世間の目は厳しくなっていますし、SNSや口コミ系のサイトでも悪評を書かれるリスクも出てきました。もはやパワハラなどのハラスメント行為は経営上の重要な課題であるとも言えます!
そうなってくると、企業イメージの低下に伴って業績にも影響が出るリスクも考えられます。そういった懸念材料を拭い去るためにも、問題が深刻であれば人事も動かざるを得ません。
アクションを起こさなければなにも変わりません!まずは相談してみましょう!
たかのり
当てになるかどうかは、その会社次第といったところです。人事に相談した結果、状況が良くなるか悪化するかはギャンブル的な要素もありますが、何もしないよりはマシかなと経験上思います。
人事に相談した結果、きちんと対応してもらえるかどうかであなたにとって良い会社なのか、ダメな会社なのかを見極める判断材料になるのではないでしょうか?
⑦転職活動を行う
どんな会社でも過干渉な性格の上司はいるかもしれません。しかし人事に相談しても何もしてくれず「もう駄目だ!」と思ったら転職活動をするのもひとつです。
結局、過干渉な性格の上司なんて無能なわけで、そういう人を管理職として会社が認めている時点で終わっています。環境を変える事で仕事のしやすさだって変わる可能性がありますから、いちどトライしてみるのもアリです!
特に、過干渉な性格の上司というのは、営業職に多いかもしれません。結局は上にいい顔していたいという背景もあるのだろうし、何かあったときに理由をつけて部下のせいにしたいからという逃げの気持ちもあると思うので、だからこそマイクロマネジメントに走ってしまうのだと考えられます。
別の記事にて解説している人材紹介会社では、営業職以外の案件も取り扱っていますし、20代のあなたであれば未経験職種に転職できる可能性はあります!
登録そのものは無料ですし、ご自身の市場価値を確認する意味でもいちど人材紹介会社とコンタクトを取ってみてはいかがでしょうか?
下記にて、転職活動に関する内容の記事のリンクを貼っていますので、参考にしてみてください!
細かい・過干渉な性格の上司とは、話し合いしてもムダなので離れよう
私自身、よくマイクロマネジメントで過干渉なタイプの上司と関わる事が多く、都度悩まされてきた経験から言えることですが、過干渉な性格の上司とは話し合いだけで解決させることが難しかったです。
過干渉な性格の上司の追及は「もういいじゃないか?」と思うほどにうんざりするものでしたので、感情を抑える事が難しい場合もあるでしょう。
その場合は、より上の立場の人が味方になってくれるのであれば第三者を交えてやり取りするのが望ましいです。それでも厳しければ物理的に離れたほうが得策です。
もちろん、働く環境を変える事は簡単にできるものではありませんので、まずは情報収集をしながら検討してみて今後の対策について判断されてみてはいかがでしょうか?
人間関係が原因で会社を辞める人は多い
実際、人間関係が原因で会社を辞める人は多いのでしょうか。エンジャパン株式会社が運営しているwebサービス人事のミカタでは、「エン転職」の会員610名に対してアンケート調査をした結果、「人間関係を理由が悪かった」が最も多く、全体の28%を占めていました。
退職理由の本音 | 割合 |
人間関係が悪かった | 28% |
給料が低かった | 12.9% |
社風や風土が合わなかった | 12.2% |
評価や人事制度に不満があった | 10.8% |
待遇(福利厚生)が悪かった | 6.8% |
残業や休日出勤など拘束時間が長かった | 6.8% |
業界や企業の将来性が不安だった | 5.9% |
体調を壊した | 2.4% |
結婚・家庭の事情 | 0.9% |
その他 | 4.7% |
人間関係にトラブルがあっても、気にせず仕事に取り組める人もいますが、よほど耐性が強い人ではない限りは、良好な人間関係の職場で働きたいと考えていると数値が示しているのではないでしょうか?
人間関係以外にも、待遇面や評価制度に対する不満などそれぞれの理由があります。どんな理由であれ、会社を辞めたいと思ったら、一度転職を検討してみるのもよいでしょう。
下記にて、転職活動におすすめの人材紹介会社のリンクを貼っています。事前登録は10分程でできますし、スマホからでもできます!
転職するしないは別にしても、情報を得る事で選択肢が増えるとわかると安心できませんか?もしかするとアクションを起こさないがために機会損失してしまうリスクだってあるかもしれません。
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転職活動は在職中から行っているケースも実は多く、転職先企業と在職中の会社と比較検討することもできるため、転職しないという実例もあります。
当然ながら転職エージェントの方も必ずしも転職を勧めるわけではありませんのでご安心ください。
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たかのり
人材紹介会社について、下の記事にて取り上げています。あなたの人生を変えるきっかけになるかも?!ぜひご覧ください!
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