- 仕事を丸投げする上司は無能であることが多い
- 丸投げ上司に対しては、自分の意思表示をはっきりさせること!
- 丸投げ上司に対して手を打ったけれど改善の兆しが見られない場合は転職も視野に入れるのが良い
上司や先輩社員によっては、適切に仕事の流れについての説明がなく、丸投げ状態になって困った経験がある方は少なくないような気がします。
私も実体験でありますが、丸投げされて困り果てた事も数知れず(苦笑)。加えて丸投げしておきながらも詰めるところは詰めてくるので、いい加減にしろ!と何度思った事か・・・
そこで、この記事では経験談も含めて仕事を丸投げしてくる上司の特徴や対処法を解説していきます。
部下に仕事を丸投げする上司⑤つの特徴
➀自分の負担をなくして楽したいから
ハッキリ言って「無責任」と言いたい行為です。もちろん部下に教育や指導をすることは楽ではありませんし、疲れる事もあるかもしれません。
どうしても手が回らなくて指示が行き届かなくなることもあるかもしれません。しかし、だからといって何の説明もなく部下に仕事を丸投げをしてしまっては、部下が不信感を抱くことになりますし、離職するきっかけにもなり得ます。
部下を育成する事だって上司の仕事です。それを放棄する事は職務怠慢でしかありません!行き過ぎた上司至上主義もここまでいくと最悪です・・・
②仕事ができる人ではない
そもそもな話ですが、仕事を丸投げする上司と言うのは仕事ができないタイプであることが多いです。その為、適切な指示が出せないがゆえに仕事を丸投げするという状況になるわけです・・・
また、仕事の流れをわかりやすく伝える説明能力が低かったり、上司自身が正しく理解できていない可能性もあります。
③管理職として無能
プレイヤーとしては優秀だとしても、人に何かを教えたり指示を出すといったマネジメントスキルが低いようなタイプの人も実際にいる事があります。
そのため、人に「仕事を任せる」事と「丸投げする」事を混同しているケースもあります。実際、この手のタイプの上司と関わったことがあり、ギクシャクしたことがありました(苦笑)
④自分が絶対だと勘違いしている場合
この手のタイプは考え方が古く、「上司の言う事は絶対」であり、何をしても許されると勘違いをしていることが多いです。
そのため、「俺様の指示に意見するなど御法度だ」とさえ思っているのでタチが悪く、この手のタイプが無意識・無自覚にパワハラをしがちなので要注意です!
⑤上司自身がキャパオーバー
上司自身が抱えている仕事が多い為、余裕がなくなっていて適切な指示を出す事ができないケースもあります。
こういう場合は上記のような理由とは異なり、理不尽に振り回される心配は少ないように思います。
上司に仕事を丸投げされやすいタイプ④選
➀新人だから
新人は当然ながら「勝手がわからない」事が多いので、都合よく振り回されがちです。また、上司の立場からすると「言うことを聞いてくれそうな相手」にも見えてしまいます。
しかし、何も教えることなく、具体的な指示を出す事も無く丸投げすると言うのは、新人に対して不信感を与えますし、その行為がパワハラに当てはまる場合だってあり得ます!
②責任感がありそうで「No」が言えない人
一見会社からも評価されているように見えるのが「責任感がありそう」なタイプです。この手のタイプの人は、波風を立てるくらいなら自分が犠牲になることも厭わないと考える傾向にあります。
しかし、責任感があり真面目な性格を都合のいいように解釈してムチャブリをすることがあります。
このようなタイプは、自分の許容量を超える仕事でも「No」が言えないために受け止めてしまう事があります。その結果、知らず知らずのうちに心の病にかかる可能性も・・・
しかし、仕事を丸投げするタイプの上司は、相手の気持ちに気づくことなく「あれやっといて」の一言で済ますわけですが、たまったものではありません(苦笑)
③自分の限界を伝えられない
これは破壊力抜群です。能力やスキル、時間、あるいは心の余裕…。そういった自分自身の限界を理解し、それを伝えることができない部下は、ついつい仕事を丸投げされてしまう。
だって、上司からすれば「こいつなら何でもこなしてくれる」と思われてしまうからです。
④仕事を早く終わらせることに注力する
仕事を早く終えるのは悪いことではありません。むしろよい事ではないでしょうか?ただ、それが目的化してしまうと問題なんです。
仕事が早く終わると、上司は「さすがにこの子に任せれば何でも解決する」と思い、新たな仕事を頼みやすくなってしまう。結果として、仕事が山積みになり、自分自身が苦しくなってしまう。恐ろしい連鎖ですね。
上司に仕事を丸投げされて放置されるときの対処法
➀現状を理解してもらう
仕事を丸投げする上司と言うのは、部下の状況を把握できずに思いつきでやることがあります。仕事を依頼する事が悪いわけではありませんが、仕事量が増えて期限までに間に合わなくなってしまっては元も子もありません。
ですから、物分かりが良い上司かどうかにもよりますが、現状を伝えて業務量を調節してもらうなどの工夫が必要になります。
また、部下の現状を理解しないで悪い評価をつける上司もいるので、なおのこと働きかけていくことは必要だと思います!
たかのり
部下に対してムチャブリ的な感じで仕事を丸投げするような上司に、現状を伝えたとしても理解してもらえるかどうかは「賭け」のところがありますが・・・・
②上司を巻き込む
丸投げされた仕事に対して、上司にも関わってもらうように働きかけることで、すべての責任を追及されるリスクを軽減することができるかもしれません。
当然丸投げする方が悪いので、具体的に何をどのようにいつまでに進めて行くのかを確認する必要があります。
しかし、それさえも答えられない論外な上司がいるのも事実。
仕事の丸投げに対して、何も改善されない場合に取る行動②選
➀人事に相談してみる
パワハラを放置するような会社の場合、上司に相談したとしてもあまり期待はできません。それどころか、上司がパワハラの首謀者である可能性だってあります。
人事に相談する事で状況が改善される可能性もあれば、その逆で放置プレーよりもひどい目に遭う可能性も否定できません。
本来であれば、採用に関する事だけではなく、社員が働きやすい職場環境を作っていく事も人事の役目だからです。
加えて、2019年からは職場におけるパワーハラスメントについて事業主に防止措置を講じることを義務付けています。
そして、2020年6月からは大企業にて、2022年4月からは中小企業でもパワハラ防止措置が義務化されています。
そのため、以前と比べるとハラスメントに対する世間の目は厳しくなっていますし、SNSや口コミ系のサイトでも悪評を書かれるリスクも出てきました。もはやパワハラなどのハラスメント行為は経営上の重要な課題であるとも言えます!
そうなってくると、企業イメージの低下に伴って業績にも影響が出るリスクも考えられます。そういった懸念材料を拭い去るためにも、問題が深刻であれば人事も動かざるを得ません。
アクションを起こさなければなにも変わりません!まずは相談してみましょう!
②転職活動を行う
上の方でも少し書きましたが、仕事を丸投げしたりそのことに対して難癖をつける上司であれば、もはや離れたほうが得策です。
なんでも人のせいにしたり、理不尽なダメ出しを喰らい続けていてはあなたの心が壊れてしまいます。もしかしたら一般論でもっともらしいことを言う人がいるかもしれません。しかし、そういう人は所詮他人事で無責任なので無視しましょう!
転職活動をしたからといって必ず解決できるかどうかはわかりませんが、理不尽な状況に耐え続けるよりは行動を起こす事によって変えられることだってあります!
下記にて、転職活動に関する内容をまとめていますので、併せてお読みください。
仕事を丸投げするような、無能上司と関わり続ける事がリスクです
マイナビ転職が、全国の20代~39歳までの公務員や会社員113人を対象に、嫌いな上司についてアンケートを取った結果、なんと73.5%の人がいると回答しています。
職場に嫌いな上司はいますか(いましたか) | 割合 |
いる | 73.5% |
いない | 26.5% |
また、嫌いな上司にどう対応したのかについても調査した結果、異動や転職をしたと回答した割合は19.3%にものぼりました。
嫌いな上司にどう対応しましたか? | 割合 |
仕事と割り切る | 61.4% |
出来る限り関わらないようにする | 55.4.% |
異動や転職をした | 19.3% |
他の上司や部署に相談した | 13.3% |
嫌だと思う事を直接言った | 10.8% |
上司のいいところを見つけようとした | 9.6% |
その他 | 2% |
ですから、嫌いな上司と関わる事でストレスを溜めるくらいなら、環境を変えると考える割合は少なくないと言えますね。
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他の転職エージェントについてまとめた記事について、下記にリンクを貼っていますので併せてお読みください!
たかのり
マイナビエージェントを含むその他おススメの人材紹介会社について、下の記事にて取り上げています。あなたの人生を変えるきっかけになるかも?!併せてお読みください!
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今の時代大学や専門学校などに行くのが当たり前になったのと同じように、20代で転職活動する事が一般的になってきているんです!
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