- 仕事でやる気が出ないのは、職場環境や関わる人に問題がある可能性が高い
- やる気減退→メンタル不調になるリスクもある
- やる気を奪う環境→改善の兆しは薄いので、離れる事も視野に入れよう
現在勤務している職場で、様々な要因による環境の悪さから仕事でやる気をなくしてしまう事は少なくないような気がします。
実体験でストレスを溜め過ぎて鬱になってしまい、精神崩壊した経験からも言えるのですが、「もう合わない!」と感じた場合には取り返しがつかなくなることも考えられるので、早めに行動を起こす事をおすすめします。
職場で問題ごとが起こった場合は、直属の上司や人事に掛け合うのが一般的ですが、残念ながらそれでも解決しない場合もあります。そんなときは、会社に見切りをつける事もひとつの対策法です。
この記事では、職場の環境が原因で意欲を減退し、やる気が出なくなった方に向けて、解決策になりえるヒントをお届けいたします。
職場環境が原因でやる気が出ないのであれば、状況が改善される可能性は期待できないことが多いです。思い切って環境を変える事も視野に入れてみませんか?
下記リンク先にて、転職活動に関する内容の記事を複数取り上げています。転職するしないは別にしても、あなたが行動を起こすきっかけになりましたら幸いです。ぜひお読みください。
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働く意欲が奪われる職場の環境要因⑥選
➀攻撃的な人がいても誰も注意しない
いわゆるクラッシャー上司やモーレツ型社員が評価されるような環境のため、そういう人と関わっていると必ず攻撃的な態度で接してくるので精神的に疲れます。
そのような「害悪」をリーダーシップがあるなどと評価する会社の姿勢にも問題があり、タチが悪いです・・・タチの悪いことに注意する人もいなかったり。
もはや「北斗の拳」のような、悪者が弱い立場の人たちを苦しめる様子が目に浮かび、「指導の範疇」という言い訳を盾に、やりたい放題の環境には絶望しかありません。
②待遇に不満がある
リーマンショック時に実体験ですが、管理職は涼しそうな顔をしてパソコンをいじっているだけで、高待遇が約束されていたのに対し、その一方で「新規開拓が会社の最大のミッション」と言いながらも何の支援も無し。
そのうえ新規開拓営業の経験がない上司にあれこれいわれたり、業務改善案を意見したら煙たがられたり、自分たちは給与が下がらないから関係ないのか、一方的に給与カットされたことでストレスが溜まり、やる気も失せてしまった経験があります。
一番こたえたのが、上司が「あれもダメ、これもダメ」と言いながら「結果を出せ」としか言わない態度でした。あまりにも無責任で腹が立ったので「もういい!」と檄を飛ばして人事にも直訴したことがあります。
その結果、何も変わらないどころか、小学生の通信簿に担任の先生が記入する内容の如く「協調性がない」とか書かれてボーナスを20万円程下げられた時には、失望と絶望と怒りがこみあげてきたほどです(苦笑)
③個人の許容量を超えた業務量
未だに「残業をして長時間働く事」を美徳としている頭のおかしい会社は存在します。人間の集中力って長くは続きません。時には小休止だって必要です。今の時代「24時間戦えますか?」なんていったらただのパワハラですよ?
それに、長時間労働によってミスが増えることだって考えられます。もし、あなたの職場で残業をするには事前に取り決めをしているはずですが、違法残業を強要している事も考えられるので、タイムカードやネット上で勤怠記録をつけている場合は、そのデータを持って労働基準監督署に行きましょう!
④職場に将来性を感じない為
内向き志向で、外のお客さんよりも社内政治にばかりベクトルが向いている会社は、遅かれ早かれ倒産や買収される可能性が高いです。
そもそも社内で涼しそうな顔をしながらパソコンばかりいじっている上司がイキっていたり、社内営業ばかり頑張っている社員が評価されるような会社は危ないかなと。
以前「おれが仕事してない様に見えるかもしれないけど、ちゃんとやってる」と上司に言われたことがあり、愕然としたことがあります(苦笑)
きっと、仕事してないように見られていることを気にしたのだと思いますが、発言内容が抽象的過ぎて必死さが伝わりませんでした・・・
そんな会社にいても、理不尽な評価しかされないし、心が腐っていくので早いうちに見切りをつけましょう!
⑤働く環境が適材適所ではない
会社は新規開拓に力を入れて業績を伸ばそうと言っているのに、口から出まかせだけで、実態は官僚組織みたいな環境で働いていました。まるで葬式場のような静まり返ったところで生きた心地がしませんでした・・・
何か意見を述べると、訳の分からない理屈で否定しかされなかったり、現状維持が楽だからなのか何もしないような職場だったので、イライラ→激怒→鬱という憂き目に遭ったことがあります。
そういう環境を産み出しているのは直属の上司であり、そんな状況を改善できないのは論外です!なんでもかんでも「上司が絶対!」という環境はろくなことがないので離れる事をおススメします!
⑥評価基準があいまい
これは最悪です。人間だから好き嫌いはあって当然という考えもわからなくはありません。ですが、露骨に好き嫌いを出された挙句、評価基準も曖昧では何を基準に仕事を頑張ったら良いのかがわかりません(苦笑)
やたら「ルール」を強調する上司がいましたが、がんじがらめにし過ぎるのも窮屈だし、そのルールもルールを作った人間のさじ加減でどうにでもなったりするので怒りしかなかった事があります・・・
どんなに会社の事を思って行動したとしても、評価されずに悔しい思いしかしない環境なのであれば、働く意味がないし辛いと思います。
私もそんな環境で働いていて「働く意味」や「生きる意味」まで考えてしまい、心病んでしまったので、そんな環境は一刻も早く離れましょう!
仕事のストレスが原因で起こりうる身体の不調や症状⑦選
➀何をやるにしても意欲的になれない
ストレスの大きい環境や、ストレス要因となりうる人と関わっていると、精神的な負担が大きくなったり自己肯定感が低い状態になります。
その結果、鬱状態になっていき、これまで楽しめていたことが「楽しい」と感じなくなります。
このような症状が現れた場合は、鬱病や適応障害の可能性が高いので、今いる環境から離れたり治療に専念される事をおススメします。
②なぜかハイテンションになる
仮に鬱状態なのに気持ちが高揚しているときは、逆に危なくて躁鬱の可能性もあるので注意しましょう!私自身会社に対して不満があって意見をしたときに、やたらとテンションが高くてイケイケだったときがあるのですが、どうも疲れが抜けなくてしんどいと感じた事がありました。
そのため、専門機関に診断してもらった結果、案の定躁うつ病と診断されました。
③睡眠障害の可能性
ストレスが溜まり過ぎて限界を感じた時、夜になかなか寝付けなくなるといった症状に陥ることがあります。その結果、疲れを取ることができずに翌日に持ち越してしまい、仕事のパフォーマンスも下がってしまう可能性もあります。
その結果、「退職したい」というマイナスな考えに拍車をかけてしまうという悪循環に陥る恐れも・・・
そのような傾向が見られるようになった場合は、いちはやく心療内科などに通って診断してもらいましょう!
④吐き気や倦怠感に襲われる
これは経験がありますが、かなりしんどいです(苦笑)吐き気は一時的なものだったのでまだましですが、特に倦怠感はずっと付きまとうものだったので、鬱病が回復するまでの1年間はずっと疲れやだるさが抜けなくて苦労した思い出があります。
パワハラや忖度の多い職場で、上司や人事に対して改善を要求していて「陰湿な職場風土は根絶させる」とは言いながらも、結局は何もしないどころか給与カットや仕事を取りあげられたりなどの嫌がらせが加速したことで、絶望感と悔しさから吐き気に襲われた時には生きた心地がしませんでした(苦笑)
⑤過食気味になる
これも実体験済みです(苦笑)鬱病になった時、飲み薬の影響もあると思いますが、食べ過ぎたことで30キロほど増えてしまったことがあります。
極度に高いストレスにさらされた時、食べる事がストレスを解消するきっかけになっていたと、当時を思い出すとそう思いますし、高いストレスによって減退したエネルギーを食べる事で補っていたのかなと思います。
⑥食欲が減退する
高いストレスが原因で消化器系の調子が悪くなり、食欲が減退する事があるようです。私の場合はこのケースとは逆で食欲が増えましたが、食欲が減ることもかなり辛そうです。
加えて、下痢や腹痛なども起こるようなので、そのような症状と鬱病の関係は深いものがあると思うので、「何かおかしい」と感じたら早めに専門機関に受診しに行きましょう!
⑦イライラの状態が続く
パワハラを認めない会社、パワハラ上司、足を引っ張る同僚、ごちゃごちゃうるさい外野に対して、極度の怒りからイライラした状態が続き、怒りっぽくなる状態が続いてエネルギーの消耗が激しい時があります。
怒っているときは、躁状態の時のようにハイテンション気味なのですが、その後状態が落ち着いたと思ったら今度は極度な疲労感に襲われるといった事もあり、非常に不安定な状態に陥ります。
そんなときは、身体が悲鳴を上げているというサインの可能性が高いので、転職を視野に入れたりしてその環境から離れるようにしましょう!
職場でのストレスに限界を感じた時、あなたが取るべき行動③選
人事に相談してみる
職場のパワハラなどの問題を放置するような会社の場合、上司に相談したとしてもあまり期待はできません。それどころか、上司がパワハラの首謀者である可能性だってあります。
人事に相談する事で状況が改善される可能性もあれば、その逆で放置プレーよりもひどい目に遭う可能性も否定できません。
本来であれば、採用に関する事だけではなく、社員が働きやすい職場環境を作っていく事も人事の役目だからです。
加えて、2019年からは職場におけるパワーハラスメントについて事業主に防止措置を講じることを義務付けています。
そして、2020年6月からは大企業にて、2022年4月からは中小企業でもパワハラ防止措置が義務化されています。
そのため、以前と比べるとハラスメントに対する世間の目は厳しくなっていますし、SNSや口コミ系のサイトでも悪評を書かれるリスクも出てきました。もはやパワハラなどのハラスメント行為は経営上の重要な課題であるとも言えます!
そうなってくると、企業イメージの低下に伴って業績にも影響が出るリスクも考えられます。そういった懸念材料を拭い去るためにも、問題が深刻であれば人事も動かざるを得ません。
アクションを起こさなければなにも変わりません!まずは相談してみましょう!
②専門機関に相談する
職場でのストレスに限界を感じた時は、ほぼ間違いなく心身に不調をきたすことになるので、専門機関(心療内科)に行って診断してもらいましょう!
処方の度合いにもよりますが、薬を処方されるほどの内容であれば、適応障害の可能性もありますので、ストレスの元となりうる会社を辞ることも視野に入れましょう!
③環境を変えるべく、転職活動を行う
個人的には、ストレスの高い職場に対して「何かが変わること」を期待するのはナンセンスだと判断します。そういう会社はトップが変わってもずっと変わりません。(外資系企業にでも買収されて古い経営陣がリストラでもされれば変わるかもしれませんが・・・)
これは自分にも言える事ですが、変わる兆しが見えない会社に居続けるよりは、思い切って環境を変えるほうが、結果ハッピーになる可能性があります!
それが転職活動にあたるわけですが、人材紹介会社を利用する事で、転職活動に必要な書類作成のサポートをしてくれたり、あなたの代わりに面接の日程調整を行ってくれたりと、ビジネスパートナーとなって支援してくれます。
もちろんビジネスとしてなので、100%親身になってくれるわけではありませんが、成果報酬型のビジネスで、請求は企業に対して行う為、登録やその他費用は発生しません。
また、表には出ない「非公開求人」というレアな求人も紹介してもらえる可能性がありますので、登録されてみてはいかがでしょうか?
人材紹介会社に関する内容は、別の記事にて取り上げています。併せてお読みください。
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職場環境や人間関係が原因で会社を辞める人は多い
実際、職場環境や人間関係が原因で会社を辞める人は多いのでしょうか。エンジャパン株式会社が運営しているwebサービス人事のミカタでは、「エン転職」の会員610名に対してアンケート調査をした結果、「人間関係を理由が悪かった」が最も多く、全体の28%を占めていました。
その他、この記事の内容に該当する内容も高い割合を示しています。
- 給料が低かった
- 社風や風土が合わなかった
- 評価や人事制度に不満があった
- 待遇が悪かった
- 残業や休日出勤など拘束時間が長かった
- 業界や企業の将来性が不安だった
退職理由の本音 | 割合 |
人間関係が悪かった | 28% |
給料が低かった | 12.9% |
社風や風土が合わなかった | 12.2% |
評価や人事制度に不満があった | 10.8% |
待遇(福利厚生)が悪かった | 6.8% |
残業や休日出勤など拘束時間が長かった | 6.8% |
業界や企業の将来性が不安だった | 5.9% |
体調を壊した | 2.4% |
結婚・家庭の事情 | 0.9% |
その他 | 4.7% |
人間関係にトラブルがあっても、気にせず仕事に取り組める人もいますが、よほど耐性が強い人ではない限りは、良好な人間関係の職場で働きたいと考えていると数値が示しているのではないでしょうか?
人間関係以外にも、待遇面や評価制度に対する不満などそれぞれの理由があります。どんな理由であれ、会社を辞めたいと思ったら、一度転職を検討してみるのもよいでしょう。
下記にて、転職活動におすすめの人材紹介会社のリンクを貼っています。事前登録は10分程でできますし、スマホからでもできます!
転職するしないは別にしても、情報を得る事で選択肢が増えるとわかると安心できませんか?もしかするとアクションを起こさないがために機会損失してしまうリスクだってあるかもしれません。
転職するしないは別にしても、情報を得る事で選択肢が増えるとわかると安心できませんか?もしかするとアクションを起こさないがために機会損失してしまうリスクだってあるかもしれません。
下記リンク先にて、転職活動に関する内容(転職エージェントに関する情報、実体験を含む転職活動に関する内容)の記事を複数取り上げています。転職するしないは別にしても、あなたが行動を起こすきっかけになりましたら幸いです。ぜひお読みください。
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