- いじめを見て見ぬふりをする職場は抜け出すべし
- いじめを見て見ぬふりをするのは、自分も被害に遭うかもしれないから
- いじめは我慢する必要がない
- 会社には従業員の安全を守る義務がある
職場いじめが起こるような職場では、気苦労が絶えないような雰囲気だったりします。加えて、風通しが悪く意見を言いにくい環境の為、パワハラや職場内でいじめがあったときでも周りは見て見ぬふりという状態になることが多いです。
実際、周りが見て見ぬふりする環境になるかどうかは、上司の人間性によるところが大きいので、相手や環境を変える事は困難を極めます。
そこで、この記事では実体験をベースに、周りが見て見ぬふりの環境でどのようなアクションを起こしたのか、その結果どうしたのかについて解説していきます。
この記事をお読みになる事で、「周りが見て見ぬふり」の環境ではどう対処するのがベストなのかがわかるようになります。
【実体験から言える!】周りが見て見ぬふりの環境は、抜け出す事をおススメする理由
下記に会社を抜け出すために取った実体験を挙げていますが、毎日毎日自分が否定されている気持ちになるので、自己肯定感が下がります。また、実際に同僚で命を絶とうとした人もいます。
いくら生活の為とはいえ、心が病んでしまっては生きがいも見いだせなくなります。私は鬱になったので、いっとき産業医のお世話になった事もありますが、その産業医が人事の悪口を言っていたほどなので、よっぽどだと思いました!
そういう人がいても、我関せずな態度を貫く会社の姿勢には、首をかしげたくなります。だからこそ、そんな劣悪な環境は抜け出した方が良いといいたくなるわけです!
厚生労働省の「見て見ぬふりする職場」の実例動画がリアル!
厚生労働省のホームページでも、「見て見ぬふりをする職場」の実例の動画が取り上げられています。実体験でも下記のような目に遭い、見て見ぬふりをされた経験があるだけに、観ていて腹立たしくなりました(苦笑)
動画で解説されている内容は、以下になります。
- セクハラ
- 過大な要求
- 過小な要求
- 人間関係の切り離し
たかのり
動画では、改善策のシーンもまとめられていましたが、ハラスメントが起こる職場ではハラスメントを指摘すらできない雰囲気なのが現実なので厳しいところです・・・
動画は、下記のリンク先の厚生労働省のサイトから視聴する事ができます。
→厚生労働省:周囲の人がハラスメントに気づいて止める「見て見ぬふり」やめて行動を!
職場でいじめられやすい人の特徴④選
職場でいじめられやすい人は、悲しい事に本人が望んでいなくとも被害に逢う要素があり、それが原因でいじめを受けることが多いです・・・
下記にて、職場でいじめられやすい人の特徴を挙げていきます。主に他人から嫉妬や妬みの感情を抱かれやすいという点から以下4つのケースが当てはまります。
➀自分の意見を言わない人
周りに遠慮するなどの理由で自分の意見を言わないタイプの人は、攻撃的な人のターゲットにされがちで、「何を言っても大丈夫」と思われがちです。
そのため、格好の獲物としてストレス解消の道具とみなされてしまうので要注意です。
たかのり
いじめをする人は、大人しそうなタイプの人によく攻撃しがちですが、その嗅覚の鋭さには引いてしまうほどです・・・
②要領が悪い人
どうしても要領が悪い人と接していると、最悪の場合はしわ寄せがきてしまう事もありますし、その様子を見ているだけでイライラすることもあります。
イライラするがあまりに攻撃的な態度で接してしまう事もあり、そこからいじめに発展することも。
そうならない為にも、要領の悪さを改善して「ダメなところは駄目」と客観視して気を付ける必要があります。
たかのり
要領の悪い人は、本人に悪気が無くても他人をイライラさせやすい節があるので気を付けましょう!
③容姿端麗な人
一見リア充に見られがちなのですが、意外といじめのターゲットにされています。攻撃的な人は嫉妬心から相手を貶めたり傷つける節があります。
たかのり
これは、女性に多いかもしれません。実際、ジャ◯アンみたいな外見の人がキレイな人をいじめているケースがよくあったので(苦笑)
④能力が優れている人
これも容姿端麗な人に対するケースと似ていますが、嫉妬心を抱く歪んだ感情からいじめに発展するという実例があります。
職場いじめに関連する内容は、別の記事でも取り上げています。これを機にぜひご覧ください。
たかのり
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職場いじめの主なケース
上司や先輩からいびりに合う
職場でいじめのターゲットになる人は、上司や先輩に嫌われているケースが多いです。
会社というのは仕事ができたとしても、上司や先輩からの評価が悪ければ、自分達よりも劣っている相手だから何をしても良い人物として認識されます。
そういった間違った考えが、いじめという最低の行為をする原因になり「嫌がらせ」「陰で悪口を言う」などの被害を与えてきます。
上司や先輩に好かれるというのは難しい事で、誰しもが世渡りが上手だったり社交性の高い人ばかりではないので、自分は普通に接しているつもりでも気づいたら嫌われているというのも職場では珍しい事ではありません。
同僚に足を引っ張られる
職場で評価が良い人物は、昇進や社内での印象が良くなり上司からの待遇も上がります。その一方で、同じ仕事をしているのに自分は評価されず同僚が評価される事に嫉妬を覚える人がいます。
そういった人は、自分が評価を貰えるように努力するよりも同僚の足を引っ張り妨害をする事で、相手が自分より優れていない理由作りに必死になります。
たとえば同僚の悪口を社内で言いふらしたり、事実とは関係ない悪評を捏造するなどの行為をして、相手を不利な状況に追い込んでいきます。
いじめをする人にとっては、相手の足を引っ張っている認識よりも一人だけ幸せになるなんて卑怯だという一方的な考えの方が優先されるのです。
後輩社員からなめられる
会社での先輩後輩の力関係は、「入社時期が先」「自分より優秀」という構図により成り立っており、どちらか一方でも崩れてしまうと関係性が逆転します。
後輩にとって先輩というのは、偉そうに指示をされる面白くない相手という認識があり恨まれているパターンも少なくありません。
一度でもこの関係性が崩れてしまうと、後輩は先輩に対して自分の方が優秀と考えてしまい見下すような行動を取る事になります。
それにより、後輩から常になめられる相手として認識されてしまい、話しかけても無視をされたり冷たい態度を取られる事が職場内で常態化する事態に発展します。
女性社員にもなめられる
いじめられる本人の「性格」「容姿」「仕事能力」に対して不快感や、嫌悪感を覚えてしまうケースは男女問わずあり、女性からなめられてしまう方が精神的なダメージが大きくなります。
女性に対して優しい人でありたいと考えている人ほど、相手にとってはいじめても反論しない人物であると認識されてしまいます。
一部の人には優しい人は「気が弱い人」と取られる場合も多く、その考えにつけ込んで自分よりも格下の相手だと一方的に決めつける事があります。
女性社員になめられているからと、怒ったり本人に詰め寄ろうとするならば、被害者面されて悪者扱いを受ける事もあるので要注意です(苦笑)
職場いじめに関連する内容は、別の記事でも取り上げています。これを機にぜひご覧ください。
たかのり
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職場いじめについて、なぜ周りが見て見ぬふりをするのか?
一番の理由は、上司の性格によることが多いです(苦笑)。厳しくすることが当たり前で、部下が意見するなど言語道断だと考えているタイプが責任者だと手に負えません・・・
時代は令和のいま、ウソのようなホントの話ですが、そういうタイプの上司は業績にしか関心がない傾向にありますので、情に訴えたところで「だから何?」と突っぱねられるのがオチです。
いわゆる「クラッシャー上司」というやつです。
ゆえに、周りの同僚たちも「この上司には何を言っても無駄だ」と諦めの気持ちでいるから「見て見ぬふり」の状態になってしまうんです。
加えて、ターゲットになっている人を助けようとすると、自分もターゲットにされる可能性があるので何も出来ないのかなと。
私も、かつて働いていた職場で上記のようなタイプの上司ともめて嫌がらせを受けたことがありますが、シーンとした雰囲気で、まるで葬式みたいな雰囲気で生きた心地がしませんでした。
たかのり
全く味方になってくれる人がいなかったわけではありませんが、味方をすると自分も被害を被る恐れが高いから何もできなかったというのが正解なのかなと。
ですから、見て見ぬふりしている人達全員がドライなわけではなく、上司のさじ加減で自分の立場を悪くするリスクを避けたいからそうするしかないんです。悲しいですけど・・・
【実体験】上司からどんな嫌がらせを受けて見て見ぬふりされていた?
私は、営業職でしたが、上司と口論になってもめた結果、まずボーナスの査定を下げられ、実際に20万ほどカットされただけではなく、営業とは関係のない職種(雑用)に変えられて監視されるような日々を送りました。
また、テレアポが得意だったのですが、他の営業マンの新規開拓先のアポを取るようにと屈辱的なことをさせられていました。
そんな様子を周りに見られていたので、「陰で笑われているのかな?」といった嫌な気持ちにもなりました(苦笑)
たかのり
さすがに私も我慢の限度を超える嫌がらせでしたが、自分を守れるのは己だけなんだなと確信した体験でした(苦笑)
本来であれば、会社には社員の安全を考慮する「安全配慮義務」があるのですが・・・
会社には、パワハラやセクハラが起きた時には、従業員を守るために「安全配慮義務」というものがあります。それを怠ると、仮に裁判になったときには会社の責任を問われるケースもあります。
本来であれば、会社は従業員の生活を守り、働きやすい環境にすべく働きかける努力が求められるのですが、パワハラが起こるような環境では他責思考が強く、保身に走る事が多いので期待するのは徒労に終わることが多いです(苦笑)
職場でいじめを受けた時の注意点
被害を受けても我慢をしたり自分が悪いと考えない事です。いじめをする人物が100%悪いので被害者が受け身になる必要はありません。
はっきりと相手に対して、いじめ行為をされる事が不快だと伝えたり強気で反論すれば、被害を終わらせるきっかけになります。
いじめに逢わない為には、精神的に負けていない意思を示したり反論する強気な行動が相手にいじめ行為をさせる原因を作らせない対策になるのです。
事前に対策を取っていない場合、職場いじめの被害に逢う可能性が上がってしまい精神的に苦しむ暗い未来になります。
職場でいじめにあった場合やターゲットにされた時の対処法
信頼できる上司や同僚に相談する
職場いじめを受けた場合、信頼できる上司や同僚に相談しましょう。まずは、これ以上被害を受けないように味方を作り、一人で抱え込まない事が最優先事項になります。
ただし、相談した上司や同僚が事なかれ主義で見て見ぬふりする場合もありますので、見極めは必要です!
人事や社内に設置されている担当部署を頼る
人事に相談してみる
パワハラを放置するような会社の場合、上司に相談したとしてもあまり期待はできません。それどころか、上司がパワハラの首謀者である可能性だってあります。
人事に相談する事で状況が改善される可能性もあれば、その逆で放置プレーよりもひどい目に遭う可能性も否定できません。
本来であれば、採用に関する事だけではなく、社員が働きやすい職場環境を作っていく事も人事の役目だからです。
加えて、2019年からは職場におけるパワーハラスメントについて事業主に防止措置を講じることを義務付けています。
そして、2020年6月からは大企業にて、2022年4月からは中小企業でもパワハラ防止措置が義務化されています。
そのため、以前と比べるとハラスメントに対する世間の目は厳しくなっていますし、SNSや口コミ系のサイトでも悪評を書かれるリスクも出てきました。もはやパワハラなどのハラスメント行為は経営上の重要な課題であるとも言えます!
そうなってくると、企業イメージの低下に伴って業績にも影響が出るリスクも考えられます。そういった懸念材料を拭い去るためにも、問題が深刻であれば人事も動かざるを得ません。
アクションを起こさなければなにも変わりません!まずは相談してみましょう!
その一方で、事なかれ主義で見て見ぬふりをする人もいるので、これまた見極めは必要となってきます。
外部機関に相談する
労働局や法テラスやNPO法人など、いじめなどのハラスメントに遭った時に、電話や対面などで無料で相談に乗ってもらえます。
飽くまでも助言をしてもらったり、話を聞いてもらう事が前提となるため、強制力を持って会社に指導するわけではありませんのでご注意ください。
専門家に相談する
弁護士や社労士に相談するケースが主になります。無料の相談機関よりは強制力があるので、抑止力にはなる一方で、時間とお金がかかる上に、パワハラではそれに対するリターンが低い点がデメリットです。
例えばパワハラ上司に対するけん制として、「弁護士に相談します」と一言言うだけでたじろぐこともあるので、効果はあります。
しかし、一般的には時間やお金をかけるくらいなら、転職活動などで環境を変える事に注力したほうが生産的であることも多いかなと。
ですから、メリットデメリットを踏まえて判断するのが良いでしょう。
転職活動を行う
あなたの職場の労働環境があまりにひどい場合は、あなたがどんなに周囲に働きかけたとしても何もかわりません。
「何で自分が苦労しなければならないのか?」と首をかしげたくなりますが、逆に考えれば環境を変える事で状況が良くなる場合もあります。
転職活動に関する情報を、下記にてまとめているのでぜひ参考にしてみてください!
【実体験】私が周りが見て見ぬふりの状況を変える為に取った行動と、その結果どうなったのか?
私の場合は、まず人事に掛け合いました。そして、パワハラをしてくる上司を処分して欲しいと懇願しました。いっときは「職場の陰湿な風土は根絶する」と思わせぶりな事を言われましたが、結局のところは逆に「不満があるならお前が会社を辞めろ」と言われる始末。
その他、職場の環境や部下の上司に対する接し方について、自分で意見をまとめたものをメールと口頭で発信しました。
しかし、状況が良くなることは全く期待できず。結局は、人事にも上司にも嫌われたため、圧力をかけられて嫌がらせもエスカレートしていき、退職せざるを得なくなりました。
会社に対して色々と働きかけたにもかかわらず、何も変わらないどころかパワハラなどの嫌がらせがエスカレートしていったので、人間不信と絶望からうつを患ってしまいます。
そのため、いったん休職をとって療養することに専念しました。
たかのり
転職活動というのは、エネルギーの消費が激しく、特に面接のときの緊張感の高さは今でも忘れられません。ですから、メンタルの回復を図るのはとても大切なことでした。
【さいごに】職場いじめを見て見ぬするふりする環境は、今すぐ離れたほうが良い!
実体験からも言える事ですが、上司の圧力が凄すぎて雰囲気の悪い環境は、どんなに働きかけをしても何も変わりません。人事ともグルだったりします。
そして、改善を求めるのであれば、危険因子としてしかみなされないので打つ手なしです。残念ながらドラマのように勧善懲悪な世界ではありません。
ですから、環境を変えるべく転職活動に備えてスキルを身に着けるべくスクールに通ったり、人材紹介会社に登録して転職に関する情報を集める事を強くおススメします!
下記にて、転職活動に関する内容をまとめた記事のリンクがありますので、ぜひ参考にしてみてください!
人間関係を理由に転職を考えるのは、逃げではなく正しい選択です!
上記の数値が物語る通り、人間関係の良しあしが仕事に影響していると充分に考えられます。それによって、うつ病などの病気を患い仕事ができなくなるリスクを踏まえると、転職を考える事は全く恥ずかしい事ではありません!
下記にて、転職活動におすすめの人材紹介会社のリンクを貼っています。事前登録は10分程でできますし、スマホからでもできます!
転職するしないは別にしても、情報を得る事で選択肢が増えるとわかると安心できませんか?もしかするとアクションを起こさないがために機会損失してしまうリスクだってあるかもしれません。
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転職活動は在職中から行っているケースも実は多く、転職先企業と在職中の会社と比較検討することもできるため、転職しないという実例もあります。
当然ながら転職エージェントの方も必ずしも転職を勧めるわけではありませんのでご安心ください。
転職するしないは別にしても、情報を得る事で選択肢が増えるとわかると安心できませんか?もしかするとアクションを起こさないがために機会損失してしまうリスクだってあるかもしれません。
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たかのり
人材紹介会社について、下の記事にて取り上げています。あなたの人生を変えるきっかけになるかも?!ぜひご覧ください!
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