私は業界でも良い会社と評判だったとある人材会社に勤めていましたが、上司からのパワハラが原因で退職した経験があります。
ちなみに当時の退職歴は2回。
パワハラで辞めるのって悔しいんです。なぜか負けた気分になる…。
ですが、できるだけ自分に有利な条件で退職し、退職後は人間関係で悩むことがないように、自分なりに調べてできる限りの行動をしました。
30歳を超えていましたが、年収も下がらず良い会社に転職することもできて、結果的に良かったと思います。
会社がつらい、辞めたいと思っても「本当に辞めてしまっていいのか…」不安になる人は多いはず。
私の経験が前向きな一歩を踏み出すきっかけとなるよう、お伝えしたいと思います。
私が受けた嫌がらせの数々
私は中途入社したある人材会社で、主に上司からいろんな嫌がらせを受けてきました。
その結果、鬱病となって働くことに支障がでます。
先を見据えた時に、転職を決断するきっかけとなったハラスメントの数々をお話しします。
➀仕事を横取りする上司
私は営業職。上司が同行してきて指導してくるというのはあるあるな話です。
それだけだったら日常業務のひとつなんだろうなと思います。
問題は、同行してくるときの上司の態度。
いつも不機嫌そうにしているし、客先までの移動中もすました態度で会話がゼロ。
傍からみると同行以外に仕事しているように見えないため、仕事している感を周りに見せるために利用されているとしか思えなかった。
悔しかったのは、私がコツコツ通い続けて受注した案件を、あたかも「自分が同行したから受注しました!」というテイで報告されたこと。
②濡れ衣を着せられた
ベテラン社員の不正を会社に報告したところ、「ここで話すことではない」と上司が向き合ってくれず、罰として担当エリア取り上げられました。
それだけでなく、1週間無視されて仕事上のサポートもゼロという状態。
別件で上司に自分の担当顧客に代理で行ってもらう事があったので、地図や担当者の名刺など必要なものは渡していたにも関わらず、どうやら道に迷い遅刻した模様。
それをすべて私のせいにされました。
③人事に相談するも、逆に脅しを受ける
数々の嫌がらせ行為に対して不満が爆発した私は、以下2点を用いて人事に「適切な処分をしてほしい」と掛け合いました。
- 上司の問題発言や行動を時系列順に記録にまとめたレポート
- 上司の問題発言を録音したデータ
しかし、実際に会社内で調査することなく、即座に挑発的な態度を取られる始末。
人事
「不満があるなら会社を辞めろ」
「裁判するなら徹底的に争うぞ」
といった、「嘘だろ!」と言いたくなる対応。
④ボーナスを20万円下げられる
嫌がらせと取れる数々の行為は、そもそも会社の体質に問題があるのではと思った私は、それを改善してもらいたくて意見した事がありました。
ですが、そんなに簡単に変わらないんですね。。。
それどころかボーナスが20万円も下げられる始末。
きっと上司が私に対して腹を立てていたので、その腹いせだと感じました。
これまで何とか奮闘していた私もさすがに心が折れて鬱になり、休職することにしました。
⑤退職するように仕向けられた
休職から復帰した後も、嫌がらせは続きます。
復帰後の私の業務は他人の担当企業のアポ取りや電話営業。
自分の担当であればまだしも、望まない他人のアシスタント業務をさせられるのは屈辱しかなかった。
体調が優れない時に、事務所に産業医室があって休もうとすると、上司から「休んだ時間は時給換算して給料から引く」と言われます。
これらのことから、退職するように仕向けられていたんだなと思います。
もはや退職勧奨されるまでもなく、私の心は会社から離れていきました・・・
職場でいじめやパワハラがあっても、辞めるのが不安と感じた理由
数々の嫌がらせが続き、「辞めたい!」と思っていましたがなかなか決心できず・・・。
私はなんと3年間も我慢してしまいました。
その理由は以下の通り。
- 条件の良い会社に転職できるのか不安
- 辞めたら生活できない
- 転職先でもパワハラに苦しむ不安
たかのり
今すぐ辞めるための行動を起こせ!と過去の自分に言いたい
➀条件の良い会社に転職できるのか不安
私が悩んでいた時期は社会全体が不景気でした。
人材会社に勤めていたので求人状況も把握しており、自分にはムリだと思っていました。
だって、すでに2回転職経験がある30歳を超えた男です。
職歴の数がネックで書類で落とされた経験がさらに不安を加速させていました。
②辞めたら生活できない
不景気の煽りを受け、月の給与が4万円カットされ、家賃と生活費だけで精一杯。
いつ決まるか分からない転職活動を支えるには心許ない貯金しかありませんでした。
自己都合の退職に追い込まれていたので、そのまま辞めたら失業保険も出ません。
辞めたら暮らしていけないから我慢するしかないと思ってました。
③転職先でもパワハラに苦しむ可能性
私の居た会社は、親会社がCMでも有名な会社で表向きはホワイト。
どの家庭にもその会社の製品がひとつくらいはあるかも。
そんな会社でも、人間関係のゴタゴタがあるくらいだったので、転職できても人間関係に悩むんじゃないかと不安で眠れない日々が続きました。
辞めたいけど辞められない。
そうやって自分の心に蓋をして仕事を続けた結果、失ってしまったものがあります。
会社を辞めたいのに辞められない不安を潰す方法
- 条件の良い会社に転職できるか
- 辞めたら生活できない
- 転職先でもパワハラに苦しまないか
これらの不安があって3年間も我慢してしまったのですが、限界が来ました。
でも生活はしていかなきゃならない。
どうしたら良いか考えた結果、転職エージェントを活用すればほぼ全ての不安を潰せる事に気づきました。
条件の良い会社に転職できるか
→転職エージェントなら、担当コンサルタントが専属で転職活動をサポートしてくれます。
具体的には「履歴書や職務経歴書の添削」や「模擬面接」など。
自分に自信を失くしてる状態で転職活動してしまうと、採用されにくいと思うんです。
でも、エージェントでは担当のコンサルタントがついて、「こんなアピールができるんじゃ無いですか?」と提案してくれたりします。
自分では気づかない強みを教えてもらえるのは、転職活動においてすごく大きなメリットですよ!
辞めたら生活できない
→転職エージェントを活用すれば、仕事をしながらの転職活動も楽です。
仕事をしながら求人探しをする余裕がなくても大丈夫!
お伝えした通り、担当コンサルタントついて自分の代わりに希望に合う求人を探してくれます。
転職先探しだけでなく、面接日や採用条件などの交渉もすべて代行してもらえるんですよ。
なにより、ブランクなく次の仕事に就けるのが大きなメリット。
ちなみに失業手当を受ける場合、「会社都合の退職」でないとすぐ給付されないですよね。
しかも給付額に上限もあり、給与の満額でもないので、収入は確実に減るわけです。
なので私は在職中に転職活動をすることを選びました。
ただ、鬱状態が深刻なら休養は必要です。その場合、「会社都合の退職」にする方法もあります。
「特定理由離職者」として、心身に障害をきたしたり暴行によって負傷したりした場合は、2~3か月間の給付制限をなくして失業保険をすぐに貰える可能性があります。
※客観的に証明できる資料がないと難しいです。
転職先でもパワハラに苦しまないか
→転職エージェントのコンサルタントなら担当企業の内情を知ってます。
実際に働いてみるまで100%不安が消える事はないけど、少なくとも転職エージェントでは求人票に書かれた情報以上を知ることができます。
たとえば、求人企業で活躍している人物像やどんなタイプの人が在籍しているのかなど、内情についてです。
転職エージェントのコンサルタントは、求人企業と密に連携していますから、内情をよく知っていたりするんですよね。
これは絶対にハローワークなどでは知り得ない情報です。
そして、私のように人間関係に悩んで転職する際にはとてもありがたい情報じゃないでしょうか?
そのためにも転職エージェントを活用するのをおススメします。
※マイナビのプロモーションを含みます。
私はマイナビエージェントのキャリアアドバイザーから、転職先の雰囲気を聞いて面接を受ける決心がつきました。
不安だらけでしたけど、担当コンサルタントが面接準備から手伝ってくれたので心強かったですよ。
よく聞かれる質問を教えてもらって、解答案を文章で作成→添削をしてもらって、面接練習をしました。
それ以外にも最初から最後まで転職サポートをしてくれたのですが、転職エージェントのメリットや選び方などはこちらにまとめたので見てみてください。
ちなみに、転職エージェントはものすごくたくさんあるんですが、たくさん検討した中でここは良かったと思えるのが
です。
3社のおおまかな特徴は以下の通りです。
おすすめ転職エージェント3社
\20代30代におすすめ/
転職エージェントランキングTOP3
※マイナビのプロモーションを含みます。
1位 | >>リクルートエージェント
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---|---|---|
2位 | >>doda
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3位 | >>マイナビエージェント
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最後に、働くうえで環境や人間関係は大切だとあなたに伝えたい!
最後になりますが、実体験からもデータからも、働く環境や人間関係はとても大切だと言い切ります!
厚生労働省によると、人間関係を理由にした退職について男性が8.1%、女性が9.6%となっていますので、数値としては大きいと感じます。
転職入職者が前職を辞めた理由別割合 | |||||
仕事内容 | 能力を発揮 できなかった |
人間関係 | 将来性 | 給与 | |
男性 | 5.0 | 4.3 | 8.1 | 6.3 | 7.7 |
女性 | 3.8 | 4.8 | 9.6 | 4.5 | 7.1 |
参考資料:厚生労働省「令和3年雇用動向調査」
ですから、転職によって環境を変える事はなんら恥ずかしいことでもありませんし、ひとつの組織に居続ける事が必ずしもプラスに働くわけでもありません!
私の実体験をもとにした記事が、職場の人間関係に悩むあなたにとって、
「このブログを読んで転職する勇気が出た」
「背中を押して貰えた気がする」
と思ってもらえたらとても嬉しいです。
たかのり
どうぞよろしくお願いいたします!
当ブログのなかでも特におススメしたい記事のリンクを貼りました。
転職活動を行うにあたっての不安を少しでも解消できれば幸いです。