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退職を切り出す勇気がなかった私がリスクだらけだった理由

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あなたは退職を考えているけれど、その一歩を踏み出す勇気がないでいませんか?

そして、こんなことで悩んでいませんか?

  • 退職の意思をどう伝えればいいかわからないこと
  • 退職後のキャリアが心配で一歩が踏み出せないこと
  • どうやってスムーズに退職できるのか?

私も以前、退職を考えながらも、それをどう伝え、次のステップに進むべきかで大いに悩みました。

その一方で、不満を抱えながら働き続ける事にも違和感を感じていて・・・

どのようにして退職の意思を伝え、新たなキャリアへと進む勇気を持つことができたのか?

その経験を基に、あなたが同じ道を歩む際の参考になればと思い、この記事を書きました。ぜひ最後までご覧ください。

私が退職をためらった③つの理由

退職を決意するまでには、多くの悩みや不安がつきまといます。私が実際に退職する前に直面した、より具体的な5つの理由を共有します。

➀経済的不安がつのる不景気下での転職

経済状況が不安定な時期に転職活動を始めることは、大きな不安やストレスでした。

当時の職場では、首都圏で生活できる最低限の収入はありました。

安定した収入を手放し、新しい職場で同じかそれ以上の給与を得られるかどうか、常に心配でしかなかった。

しかし、転職市場で同等の条件を探すことは難しく、転職先での待遇が悪化することへの恐れがあり、躊躇していたのも事実。

②新しい職場での人間関係の不安

正直なところ、表向きはクリーンなのに人間関係が最悪だったことから、人間不信対人恐怖症気味になっていたため、未知の環境で新たな人間関係を築くことが不安でしかなかった。

新しい同僚や上司との人間関係がうまくいくかどうか、予測がつかなかったのです。

③田舎への帰郷を避けたい思い

仮に転職がうまくいかなかった場合、最終的には田舎に戻るという選択肢も考えられましたが、私は都市部での生活やキャリアを続けたいという強い思いがありました。

そのため、田舎への帰郷を避けたい一心で転職をためらっていました。

退職への道: 決断を下した3つの理由

上記③つの理由から、当時の職場を退職する事がリスキーだと感じていた私は、なかなかアクションを起こすに至らず。

しかし、以下③つの理由から自分の将来設計が無茶苦茶になりそうだと感じ、「何もしない事の方がリスクが高い」と感じて決断しました。

① 事なかれ主義の風潮に阻まれた改善提案

私はパワハラヤ隠ぺいが当たり前の社風に対して、いくつかの改善提案を投げかけました。

問題が起こるたびに、私は解決策を模索し、改善を提案。

提案を有耶無耶にされないよう、敢えてみんなが集まる朝礼の時間にて意見したことも。

しかし、人事部や上司は問題の本質に目を向けることなく、表面的な対処療法で済ませようと常に「現状維持が最善」という事なかれ主義の壁に阻まれてしまう・・・

自分の立場を顧みずに意見した結果、上司からは「波風を立てるな」という反応が返ってきました。

私の熱意と努力が全く評価されず、改善の余地が認められない環境に失望しました。

② 意見を述べた結果の孤立

改善のために率直な意見を述べたところ、逆に職場内での立場が悪化しました。

意見を言うことで、まるで「冷や飯を食う」ような扱いを受け、孤立無援の状態に追い込まれました。

例えば以下のような屈辱的な内容です。

  • 意味のない事務作業
  • 新規開拓営業で自分の営業エリアとは関係のない、他人のエリアのアポ取り

この時、周りも見て見ぬふりをしていたうえに、常に見られている感じがしました。

例えで言うならば、動物園で人間に見られている動物みたいな感じ。

このことから、自分の考えを尊重されない環境に居続けることのストレスは計り知れず、心身の健康を守るためにも、退職を真剣に考えるように。

③ 心身の健康への影響

職場での孤立感と無力感は徐々に私の心身に影響を与え、抑うつの症状が現れ始めて。

朝起きるのが困難になり、仕事に対する情熱も失せました。

ある日、仕事中に吐き気が止まらなくなったことがあり、その結果1か月間の休職をすることに。

このことが当時の職場で働くことを見直すきっかけ。

自分の健康と将来を考え、退職という選択肢を真剣に考えるようになりました。

退職を決断した私が取った行動

職場でのいじめに直面した際、解決を目指して行動を起こすも、時間の無駄でしかありませんでした。

その結果、速やかに環境を変えることを選択。

では、いじめからどのようにして脱出し、新しい希望に満ちた職場への転職を実現したのでしょうか?

そのプロセスをお話しします。

➀複数の転職エージェントへの登録

私は、以下のような不利な転職条件の下にありました。

  • 30歳を過ぎていること
  • 不景気な時代背景
  • 既に2回の転職経験があること

これらの状況を踏まえ、自力で理想の転職先を見つけることは難しいと感じ、サポート付きの転職エージェントに複数登録しました。

結果として、これが非常に良い判断!

無料で利用できるサポートを受けられるのは大きな利点です。

在職中の転職活動と退職の準備

できるだけ早く退職したかったものの、無職期間を作りたくなかったため、在職中に転職活動を行いながら退職の準備を進めました。

具体的には、業務量を徐々に減らしつつ、必要最低限の仕事をこなす日々を送りました。

そして、一部上場企業からの内定を獲得することができました!

内定を手にした後は、すぐに退職願を提出しました。

新しい職場の入社日に合わせて、1ヶ月後にはスムーズに退職することができました。

この際、転職エージェントのサポートを受けることで、新しい会社の入社日の調整も円滑に行えました。

職場のいじめから逃れることは容易ではありませんが、自分の健康と将来を考え、積極的に行動することが大切です。

私の経験が、同じような状況にある人の参考になれば幸いです。

退職切り出す勇気がなかった私がリスクだらけだった理由とは?まとめ

 

この記事では、私の実体験をもとに退職を切り出す勇気が無かった事が逆にリスクだった事例をお話してきました。

また、簡単にですがまとめをしていきます。

まとめ
  • 退職をためらう理由よりも、動くことが大切
  • 退職の2文字がチラつくような会社は離れるべし!
  • 迷いは誰にでもあるが、判断できる材料が見つかると動けるかも。

そして、この記事で取り上げた内容を裏付けるようなデータがありましたのでご紹介します。

人間関係を理由とした退職理由の割合

厚生労働省のデータによると、男性で8.1%、女性で9.6%が人間関係の問題を理由に退職していることがわかります。この数字から、人間関係が退職理由として無視できないほど一般的であることが伺えます。

転職入職者が前職を辞めた理由別割合
仕事内容 能力を発揮
できなかった
人間関係 将来性 給与
男性 5.0 4.3 8.1 6.3 7.7
女性 3.8 4.8 9.6 4.5 7.1

参考資料:厚生労働省「令和3年雇用動向調査」

人間関係が原因で転職を考えていることは、決して恥ずかしいことではありません。

時には「忍耐力がない」といった古い考えを持つ人もいるかもしれませんが、そうした意見には具体的な根拠がないことが多いので気にする必要はありません。

上記データの数値からも上司や同僚との人間関係で悩み、転職を考えている方は少なくないことが証明できました。

これは多くの人が直面する一般的な問題であり、自分だけではないということが理解できます。

上司との距離を取ることから始め、それで状況が変わらなければ、転職も選択肢の一つとして考えることができます。

転職を考えたとき、不安に思うのは自然なことですが、まずはしっかりと情報収集を行い、現在の職場にとどまるべきか、新しい環境へ移るべきかを判断することが重要です。

その際に活用できるのが転職エージェントです。

転職エージェントは、民間の職業紹介サービスで、事前相談後にオンラインで手続きができ、利用は無料です。

転職を強制されるわけではなく、まずは情報を得ることから始められます。

私自身の転職エージェント利用経験や転職エージェントに関する詳細情報は、以下のリンクから確認できますので、転職を検討されている方はぜひ参考にしてください。

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