あなたは仕事で粗探しをする人に悩まされていませんか?
日々の業務において、以下のような問題に直面してはいないでしょうか?
- 細かなミスを指摘され続けること
- 粗探しをする人のせいでチーム内の雰囲気が悪くなること
- どうやったら粗探しをする人との関係を改善、または距離を置くことができるのか?
私もかつて、職場で常に粗探しをする同僚に苦しめられていました。
どのようにして粗探しをする上司や同僚との関係を見直すことができるようになったのか?
実際に私が取り組んだ行動についてお話ししていきますので、ぜひ参考にしてください。
私が心底うんざりした職場で粗探しをする人③つの特徴
ここからは、粗探しをしてくる上司や同僚の特徴のなかで考えられる⑤つの要素をまとめていきます。
➀支配欲が強くプライドが高い
「自分は他人よりも優れている」という自尊心の裏には、「認めてほしい」という深層心理が眠っています。
そのため、「自分が絶対」という思いが強いので間違いを認める事もありません。
だからこそ、気に入らない部下や同僚を「粗探し」というやり方で否定することで、自尊心や承認欲求を満たしています。
たかのり
お前は特権階級なのか!とツッコミたくなります(苦笑)
よく質問攻めをするのは、他人の粗を探すためであり、それによって攻撃するネタが欲しいだけ。
そして他人の弱みを握ることで自信の支配欲を満たします。
例えば、以下のような事が典型例かなと。
- プライベートの相手の有無をしつこく聞いて来る
- ああ言えばこう言う
- 揚げ足を取る
ですので、自分の身を守る為にも、余計な事は話さずにはぐらかすのが無難。
②過剰なほどの心配性で、部下を信用できない
「マイクロマネジメント」という言葉がありますが、粗探しをするような人は自分に自信が持てないので、過剰なほどの心配性であることも。
逐一人の行動に対して茶々を入れてくるので、関わる側の精神的負担は甚大なもの。
私も、かつてマイクロマネジメントをしてくる上司とやりあって精神的に疲弊したので、もう二度とこの手のタイプとは関わりたくないほど・・・
粗探しをするような性格の上司や同僚は、ターゲットの事は信用していません。
そのため、私はストレスに感じて気疲れの度合いが大きく、何度も衝突したことが(苦笑)
たかのり
1日1善ならぬ、1日1衝突という時も・・・
それでもこの手の上司や同僚は、「お前と信頼関係を築きたいんだ」ということもあります。
しかしそれは建前であり、言動と本音は一致していません。
ドライに徹するのが無難です。
③自己中心的な性格
粗探しをするようなタイプの上司は、自己中心的な性格なので、「他人を思いやる気持ち」に欠けていることも。
当然ながら信頼されないし、嫌われるし、職場の雰囲気も悪くなります。
だけど、上にはいい顔しがちだから会社からは評価されていたりも。
職場の雰囲気=業績向上など考えもせず、他責思考でしかない。
だから職場に対する不満から離職者が出たとしても、ストレス耐性が無いだけだとつけ放します。
このような上司を放置する会社も問題アリなので要注意!
職場で粗探しをする上司や同僚と働く③つのデメリット
ここでは、私の実体験から粗探しをする上司や同僚と働くことで、被った被害(デメリット)についてお話していきます。
①ストレスがたまり、自分も攻撃的な性格になっていた
一番のデメリットは、ストレスがたまる事ではないでしょうか?
私もしょっちゅうイライラしていましたし、あまりにムカつきすぎて机を思いっきり叩いたり怒鳴り返したことが・・・
たかのり
今思うと、それ以上の事にはならず、一線を越えなくて良かったなと。
常にイライラしていたので、気が付いたら上司や同僚をやり込める事しか考えておらず、それが生きがいになっていたほど(苦笑)
②パフォーマンスの低下により、逆に成果が出せなくなる
粗探しって、運転中の「あおり運転」と似ていると感じます。
都度重箱の隅をつつかれると、
- なにやっても文句言われるだけ
- 粗探しをされる事に気持ちが向いてしまう
と感じてしまうのみならず、「何でこんな奴の為に仕事しなきゃいけないんだ!」という反発心も生まれてしまい、連係プレーに支障が・・・
③ストレスから鬱になってしまった
粗探しをする上司や同僚はとにかくしつこかった!
なかなか自分の感情を吐き出すことができず、夜中に気が付くと自宅で枕を殴っていたほど・・・
ある日、自分の中で緊張の糸が切れたことで、粗探しをする上司や同僚に不満をぶちまけたことが。
その時は、自分でもやけにハイテンションだったと感じたものの、溜まったうっぷんを晴らしているからなんだと思っていました。
しかし、その後体調がすぐれない日々が続いたため、メンタルクリニックに通院した結果、躁うつ病と診断されました。
粗探しする上司や同僚は、まるでコンビニにいくかの如く気軽に嫌がらせしてくるのに、なぜ自分が苦しまなければならないんだ!と絶望感と怒りが交錯した感情が湧き出てきます・・・
その後、捨て身の覚悟でありったけの不満をぶちまける事になるのですが、別の記事にてお話しているので併せてお読みください。
会社がつらい!辞めたいけど悔しい!転職という選択肢が正解だった話
職場で粗探しをしてくる上司や同僚に対して上手くいかなかった③つの事例
ここでは、職場で粗探しをする上司や同僚に対して私が反撃の為に行動したものの、うまくいかなかった事例を挙げて行きます。
➀拒絶反応を見せる
粗探しをしてくるような上司や同僚には、他人の気持ちがわからないのか、直球で「やめてください」と伝えても「なんで?」「まあそう言うなよ」と反論されて終わり。
もはや、相手の事を言葉が通じない宇宙人と思うしかなかった・・・
そして、あまりにしつこい相手には、聞き流すことさえも無駄な抵抗だった!
聞き流しても、無視してもそれでも粘着してくるのです(苦笑)
ここまでくると、もはやお手上げでしかなかった・・・
たかのり
すぐ「我慢しろ」という人に、現実見ろ!と言いたい
②人事に相談する
粗探しをする上司や同僚があまりにしつこい為、意を決して人事に相談したことがあります。
しかし、相談した結果「お前が会社を辞めろ」という信じられない回答が!
もはや、無責任以外の何物でもなかった・・・
会社がつらい!辞めたいけど悔しい!転職という選択肢が正解だった話
③外部の相談機関に相談する
悩んだ結果、公的な相談機関に相談しても、強制力がなく解決の糸口が見えず。
弁護士に相談した事もありますが、パワハラなどによる精神的苦痛に対する謝罪や慰謝料を求めたとしても、費用対効果が得られる結果にはならないと判断したため断念。
パワハラなどによる精神的苦痛の慰謝料の相場は数十万と言われています。
そこに至るまでにかかる費用を考えると、時間とお金が勿体ないと考えてしまいました。
また、SNSなどの誹謗中傷で加害者を特定して慰謝料を請求できたケースもありますが、そこに至るために数十万から数百万に及ぶ莫大な費用がかかっています。
ですから、誹謗中傷で慰謝料を貰った人に対して「銭ゲバ」などという意見も見られますが、とんでもない!
そのくらい、訴えを起こすことには労力がいるのです・・・
職場で粗探しをしてくる上司や同僚と決別すべく、私が取った最終手段
仕事をただの収入源として割り切ることができなかった私は、自分にできることは全て試みましたが、問題は解決せず、会社との関係は底を打ちました。
このままでは、人生に変化が訪れることはないと感じました。長い思い悩みの末、私は転職を決意し、新しい環境を求めて動き始めました。
半年間の努力の結果、ついに一部上場企業への転職を果たすことができました!この経験については、詳しくは下記のリンク先で語っています。ぜひご覧ください!
職場いじめは訴えたもの勝ちじゃなかった!窮地を乗り越えた戦略とは?
職場で粗探しをする人の特徴と辞めさせる為に私が取り組んだ行動まとめ
この記事では、職場粗探しをする上司や同僚と関わる事で被るリスクや解決のために私が取った行動についてお話してきました。
内容を下記にて簡単にまとめました。
- 職場で粗探しをするのは相手の問題
- 粗探しされることであなたが傷つく必要は無い!
- 職場で粗探しが解決しない場合は離れることも視野に!
厚生労働省の発表によると、人間関係を退職理由に挙げた割合は男性が8.1%、女性が9.6%と、決して無視できない数字が示されています。
これは、職場での人間関係の問題がいじめなどの原因として存在することを裏付けになります。
転職入職者が前職を辞めた理由別割合 | |||||
仕事内容 | 能力を発揮 できなかった |
人間関係 | 将来性 | 給与 | |
男性 | 5.0 | 4.3 | 8.1 | 6.3 | 7.7 |
女性 | 3.8 | 4.8 | 9.6 | 4.5 | 7.1 |
参考資料:厚生労働省「令和3年雇用動向調査」
仕事上の人間関係のトラブルは、パフォーマンスへの悪影響が避けられません。
無理に耐え続ける必要はないのです。
自分の経験からも言えますが、心が傷ついても周りは責任を負ってくれないものです。
自分自身を守るためには、問題を起こす人々から距離を置くことも一つの解決策として考えてみましょう。
中には「忍耐が足りない」と批判する人もいるかもしれませんが、そういった意見は具体的な根拠に欠けるものなので気にしなくて大丈夫です。
さらに、転職を検討している方には転職エージェントの利用をお勧めします。
転職エージェントについて詳しく解説した記事もあるので、合わせてチェックしてみてください。
転職をするかどうかはさておき、現職との比較や新しい職場情報を知ること自体が、次のステップに進むための重要な判断基準となります。
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