- 職場いじめが起こる職場は、その後も変わらない事が多い
- 会社や国の機関を当てにし過ぎない→自分の身は自分で守る
- 我慢は美徳ではない
- いざというときは、環境を変える事を視野に入れよう
職場でいじめにあっているとき、あなたならどうしますか?すぐに退職して、その先の転職を考えますか?それとも退職を躊躇しますか?
退職を躊躇する人の中には、人間関係を理由に退職をするのは自分の甘えではないか。状況が改善されるのを待つべきではないか。などとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしながら、いじめが起こるような職場環境では、状況を改善できる可能性は低い、と私は経験上思います。低い可能性にかけて精神をすり減らしながら、耐え忍ぶよりも、思い切って転職をして環境を変えた方が建設的でしょう。
むしろ、転職などで環境を変える事が唯一「確実に」いじめ相手から離れる方法ともいえるのです。その理由を職場いじめが起こる理由も併せて解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
たかのり
職場いじめから抜け出すためには、環境を変える事が最も合理的でコスパが良いと経験上感じます。いじめがなくならない職場は、残念ながら話し合いの場を設けたとしても改善の兆しは見られません(苦笑)
別の記事にて、転職活動に関する疑問点を取りあげています。転職するしないは別にして、いちどお読みになってから判断されてみてはいかがでしょうか?
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職場のいじめは解決しない理由③選
➀喧嘩したらあなたが不利益を被る可能性がある
あなたが職場でいじめにあったら、まず、職場のいじめは解決しない、という前提で行動した方がよいでしょう。
その理由のひとつめは、いじめに応戦をして喧嘩になったら、あなたが不利益を被る可能性がある、ということです。先に手を出してきたのが相手だとしても、ついカッとなって力が入りすぎた結果、万が一相手がケガを負うようなことがあれば一大事です。
暴行罪や過剰防衛になってしまい、あなたの経歴に傷がついてしまうでしょう。または、そのことが原因で希望しない地域や閑職に追いやられる可能性もあります。
学生同士の喧嘩であれば、大目に見えもらえたかもしれませんし、情に厚い上司がいる場合も然り。しかし、そううまくいかないのが現実です・・・
たかのり
別の記事で、職場いじめに対して仕返ししたときの失敗談をまとめています。併せてご覧ください
②精神的苦痛を味わうから
いじめに向き合おうとすると、精神的ダメージを負うというリスクがあるということです。よほど精神力が強いなら別ですが、ストレスの蓄積によって、精神疾患を発症する可能性があります。夜、眠れないなどの症状が出たら危険信号です。
鬱病などの精神疾患を発症すると、働きたくても働けない状態に陥る可能性があります。いじめに耐え続けて自分の精神に負担をかけるよりも、転職して環境を変えることにエネルギーを注いだ方が身のためです。
いじめにあっている方は、今、自分が感じている苦痛がどの程度なのかよく考えましょう。くれぐれも無理を重ねないようにしてください。
③会社は弱者の味方ではないから
3つめは、会社は弱者の味方ではない、ということです。会社にいじめを訴えても、根本的解決はしません。人事異動で、いじめ相手と少し距離を置くということはできるかもしれませんが、根本的解決までは期待できないのです。いじめた側の価値観や人格を変えることはできないからです。
また、会社は弱者の味方ではありません。会社の利益につながらないことに、多くのエネルギーを注がないでしょう。
それどころか、いじめがあった事実が会社の評判を落とすなどの不利益にあたる場合、いじめがあった事実を隠蔽しようとするかもしれないのです。会社があなたの身を守ってくれるとは限らない、ということを頭に入れておきましょう。
いじめを見て見ぬふりをする職場に問題がある
そもそも、いじめが横行するような職場には問題があります。本来なら、いじめが起きていることに上司が気づいて止めるべきなのです。上司には部下の監督責任があります。
部下それぞれの働きぶりや人間関係に目を向け、改善するべきところをサポートする役目があるはずです。それなのに、上司がいじめに気づいていないようであれば、あなたが出した成果を、正しく評価する能力も足りていないと判断した方がよいでしょう。
または、面倒だからといって、いじめを見て見ぬふりをしているような職場では、上司が監督責任を放棄しているとも言えます。そのような上司の下では、正当な評価もキャリアアップも期待できません。いじめに耐えて長く務めたところで、得るものは少ないでしょう。
それ以上に、上司がいじめに加担しているような職場は論外です。今すぐ退職を決意してもよいでしょう。
職場いじめを受けて悩むあなたにアドバイス③選
➀人事や上司を当てにしない
職場いじめを受けて悩むあなたにアドバイスをするとしたら、まず、人事や上司を当てにしないということです。人事や上司が、会社とあなたとの中立の立場であったり、正義の味方であったりするとは限りません。会社の駒として、会社に不利にならないようにふるまう存在だということも忘れてはなりません。
労働者の味方であるという立場をとりながら、会社にとって都合の悪い事態にならないように、立ちまわることも多いです。
相談してきた社員に寄り添う姿勢を見せながらも、会社を訴えないように誘導をしたり、休職や配置転換を提案して、問題を先延ばしにしたりしようとするわけです。
根本的解決をすることはあまり期待できません。人事や上司が味方だという考えは、幻想だと考えておいた方がよいでしょう。
②我慢は美徳ではない
我々、日本人の中には、「我慢が美徳だ」という考えが根付いています。
また、近年では転職が珍しいことではなくてってきましたが、同じ職場で長く働くことをよしとする価値観が、今でも定着している層がまだまだ一定数います。そのため、辛いことがあっても、我慢をしてしまう人が多い傾向にあります。
ですが、いじめを我慢し続けることが果たして美徳でしょうか?いじめはする側が悪いのです。される側には責任がありません。
また、状況が改善される見込みもないところで、我慢し続けることは建設的ではありません。我慢によって何かを得られるどころか、ダメージを受ける可能性の方が高いのです。
自分では大丈夫なつもりでも、耐え続けたストレスが積もり積もって、精神的なダメージが大きくなっている可能性もあります。いじめに耐えても実りがありません。このことを忘れないようにしましょう。
③国の機関や弁護士など、相談機関をあてにし過ぎない
職場いじめを国の機関に相談する手もありますが、国の機関は基本的にお役所ですし、強制力はありません。そのため、問題解決の相談先に向かないというのが実状でしょう。
そういう意味では、費用はかかるものの弁護士は頼りになりそうに思えますが、実はそうとも限らないので注意が必要です。これは、弁護士にもよりますが、ドライな言い方をすると、報酬につながりにくいと判断されたら、相手にされなくなる場合もあるのです。
高額な費用と時間を捻出してまで、いじめがはびこり、もみ消そうとするような問題意識の低い職場と争う価値があるのかどうかも、よく考えてみた方がよいでしょう。
職場いじめが起こる背景
➀ストレス発散や、他人を傷つける事で承認欲求を満たすため
職場には、様々な経歴や考え方を持った人が集まります。必ずしも、価値観や考え方が一致しているわけではありません。
その人間関係の中で、さらに時間や予算の制限もありながら、一定の成果を出すことが求められます。そういう状況では、誰しもが少なからずストレスをためていることでしょう。
たいていの人は自分なりに気分転換をしたり、休息をとったりしながら、ストレスを発散するのですが、中には他人をいじめることでストレスを発散する人がいます。
また、他人を傷つけて、弱っていることを確認することで、自分の承認欲求を満たしているのです。弱い者いじめの構造は、学生時代と変わりませんね。
②嫉妬や妬みがあるから
嫉妬や劣等感も職場いじめの原因になります。職場とは、能力の違いが明らかになりやすい場所でもあります。昇給や出世をする同僚をうらやましく思うがために、足を引っ張ろうとする人もいます。
自分も高いレベルを目指して努力するというよりは、優れた相手の足を引っ張って、自分と同じレベルに引き下げることによって、安心しようとするのです。
また、優秀な部下に嫉妬した上司が、部下の昇進を邪魔しようとして、いじめをするケースもあります。正当に評価しなかったり、わざとチャンスを与えなかったりします。
上司から部下へのいじめはパワハラにもあたります。とくに上司からのいじめは、部下の立場からは解決しにくい面がありますので、転職を検討することをおすすめします。
③不安を解消したいため
漠然とした将来への不安を解消するために、いじめをする人もいます。そういう人は、人生そのものに自暴自棄になっているケースも多く、仕事へのモチベーションも低いです。
いじめの理由は具体的にはありません。ターゲットが我慢強く、反撃しないのをいいことに、嫌がらせを続けて憂さ晴らしをしているだけなのです。そんな人の憂さ晴らしに、いつまでも付き合い続ける必要はありません。話し合いをしても無駄でしょう。
世の中に会社はたくさん存在します。今の会社にこだわって居続ける理由はないのです。無駄なエネルギーをつかって消耗する前に、あなたが活躍できる場所を探しましょう。
職場いじめは環境を変えるのが一番
職場のいじめが起こるのはあなたが原因ではないことが殆どで、嫉妬心や妬みやストレス発散を他人で解消したいと言う心のねじ曲がった人物によるものが大半です。
その職場に居続けるのも、退職→転職活動を行って環境を変えるのもあなたの自由です。ただひとつ言えるのは、心を壊してしまっては、働くことができなくなるリスクもあることをお忘れなく。
私自身、精神的な疲労を蓄積してしまい半年間休職しなければならない程参った事がありました。鬱になる理由が飽くまでも仕事内容だけだったら、環境を変える必要は無いかもしれません。
しかし、人間関係が原因で心を病んでしまうのであれば、残念ながら人間の本質は変わらないので、あなたが変わるしかないでしょう。
だけど、変わると言っても限界があります。そういうことにエネルギーを費やすのであれば、新たな環境で再スタートしたほうがよくありませんか?
たかのり
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転職するしないは別にしていちどお読みになってから判断されてみてはいかがでしょうか?
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人間関係が原因で会社を辞める人は多い
エンジャパン株式会社が運営しているwebサービス人事のミカタでは、「エン転職」の会員610名に対してアンケート調査をした結果、「人間関係を理由が悪かった」が最も多く、全体の28%を占めていました。
退職理由の本音 | 割合 |
人間関係が悪かった | 28% |
給料が低かった | 12.9% |
社風や風土が合わなかった | 12.2% |
評価や人事制度に不満があった | 10.8% |
待遇(福利厚生)が悪かった | 6.8% |
残業や休日出勤など拘束時間が長かった | 6.8% |
業界や企業の将来性が不安だった | 5.9% |
体調を壊した | 2.4% |
結婚・家庭の事情 | 0.9% |
その他 | 4.7% |
人間関係にトラブルがあっても、気にせず仕事に取り組める人もいますが、よほど耐性が強い人ではない限りは、良好な人間関係の職場で働きたいと考えていると数値が示しているのではないでしょうか?
人間関係以外にも、待遇面や評価制度に対する不満などそれぞれの理由があります。どんな理由であれ、会社を辞めたいと思ったら、一度転職を検討してみるのもよいでしょう。
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転職活動は在職中から行っているケースも実は多く、転職先企業と在職中の会社と比較検討することもできるため、転職しないという実例もあります。
当然ながら転職エージェントの方も必ずしも転職を勧めるわけではありませんのでご安心ください。
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たかのり
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