20代の会社員の方で、いちどは転職を考えたという方も少なくはないと思います。しかし、いざ踏み出そうとすると「転職は難易度が高いのでは?」と考えてしまい億劫になる方もいらっしゃるのではないかと思います。
しかし、実際の転職市場では20代が最も多く活発で、異業種にも転職しやすい世代なので、例えば新卒で就職した会社・業界に不満があってもキャリアチェンジできるチャンスがあります!
私自身も最初の転職は20代でしたが、何かしらの経験が求められがちな30代以降と比べると採用側も積極的だったように思います。
たかのり
人材紹介会社について、下の記事にて取り上げています。あなたの人生を変えるきっかけになるかも?!ぜひご覧ください!
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転職回数が多い=人生終わりと考えなくても良い理由⑤選
「転職回数が多い人は、採用に不利になる」と聞いたことがある人も多いでしょう。それを聞いて、「自分は転職回数が多いから、人生終わり!?」などと不安にかられる人もいるのではないでしょうか。
でも、心配はいりません!転職回数が多くても、人生終わりではないのです。今回は、転職回数が多くても、人生終わりと考えなくてもよい理由を5つ解説していきます。
➀人生経験や会社勤めの経験値を重宝される
終身雇用が崩壊しつつある近年は、転職経験をポジティブに捉える企業も増えてきました。転職経験を、向上心の高さや経験値の高さとして、重宝する企業が増えたのです。
実際に、複数の企業で働いたことがある人には、環境適応能力やコミュニケーション能力の高さを期待できます。異なる社風や制度の中で働いてきた経験やノウハウを自社で活かし、新しい風を吹かせてくれることもあるでしょう。
人材の流動性が低いと、どうしても従来のやり方を重視しがちで、時代にそぐわない制度や手法を取り続けてしまうことがあります。転職者は、企業に異なった文化や新しいノウハウをもたらす人材として、その経験値が重宝されることもあるのです。
②転職回数を気にしない会社もある
先にも述べました通り、転職経験をポジティブに捉える企業が増えています。転職回数の多さだけで、不採用と判断する企業が減りました。転職回数よりも、転職理由や転職目的、積み上げてきた経験を重視する採用方針の企業が増えたのです。
転職回数が多い人は、自社で経験できない経験を積んできた人材ともいえます。その経験を活かして、自社に貢献してくれる将来性を重視した採用を行う企業が増えました。
また、近年は「出戻り社員」を歓迎する企業も増えています。「出戻り社員」とは、一度退職した元の会社で、再雇用される社員のことです。
出戻り社員を歓迎する背景には、労働力不足の減少や教育コストの削減目的など、いくつか要因がありますが、他社で経験を積み、キャリアアップした人材を確保したいという意図もあります。
③転職回数を気にしない業界もある
そもそも、転職回数を気にしない業界もあります。以下の業界は転職回数を気にしない傾向にあります。
- 飲食業
- 宿泊業
- 生活関連サービス
- 外資系
- コンサル業
などです。これらの業界は、厚生労働省のデータによると離職率が5割に近いため、転職回数が不利に働くことは少ないでしょう。
離職率の高い上位5産業
厚生労働省:新規学卒就職者の産業別就職後3年以内離職率のうち、離職率の高い上位5産業
【 高校 】 | 【 大学 】 | ||
宿泊業・飲食サービス業 |
61.1% |
宿泊業・飲食サービス業 |
51.5% |
生活関連サービス業・娯楽業 |
56.9% |
生活関連サービス業・娯楽業 |
46.5% |
教育・学習支援業 |
50.1% |
教育・学習支援業 |
45.6% |
小売業 |
47.8% |
医療、福祉 |
38.6% |
医療、福祉 |
46.2% |
小売業 |
37.4% |
また、外資系企業やコンサル企業は、キャリアアップや年収アップのために、転職を繰り返す人が多い業界です。これらの業界では、専門性やキャリアの一貫性があれば、転職回数の多さがむしろ評価されることもあります。
④転職回数の多さ=経験値の数と考える会社もある
転職回数が多い人の中には、転職でキャリアアップや年収アップを実現している人もいます。言い換えれば、転職回数は、多くの会社から必要とされた証でもあるのです。それゆえ、転職回数の多さを経験値の数と考える会社もあります。
実際に、転職回数が多い人は、自分の能力を活かし評価される場所を意欲的に求める傾向にもあります。自身の置かれた場所で、正当な評価を受けていない、労働環境が悪いと感じると、よりよい環境を求めて転職をします。
会社に改善を働きかけても改善が見込まれないとわかると、その見切りも早いため、転職回数が多くなるのです。チャレンジ精神や向上心が強い人材ともいえるのです。
⑤海外では転職は当たり前で合理的判断でもある
海外では転職は当たり前とされていて、日本のように転職回数の多さがネガティブに判断されることは少ないです。
海外の例をみてみましょう。アメリカでは、キャリアアップを目的とした転職を前提にして働いているため、転職回数の多さはポジティブに捉えられます。
アメリカの18歳から52歳までの平均転職回数は12.3回という調査結果も出ているのです。この調査によると約3年に1回は転職を繰り返している計算になります。
アメリカでは、日本のように組織に忠誠を尽くすという考え方はなく、個人のキャリアアップや自己実現を重視する傾向にあります。
また、アジア諸国をみても、中国やマレーシア、タイ、インドなども、日本に比べて転職回数が多いです。
日本では転職回数が多いと管理職になりにくい傾向にありますが、これらの国では転職回数の多さは昇進に影響しにくいと言われています。つまり、転職に関するネガティブなイメージは、日本特有のとらえ方でもあるのです。
転職回数が多い人の 2つの対照的な特徴
次に転職回数が多い人の特徴を2つ紹介します。
➀より良い条件を求める思考が強い
転職回数が多い人の中には、キャリアアップや年収アップに意欲的で、転職を繰り返している人がいます。より良い条件を求める意思が強く、チャンスがあれば転職回数にとらわれずに、転職の判断をします。
外資系企業やコンサル業界にこの傾向が強く、戦略的に転職を繰り返しているのです。一度、その業界の有名企業に入り、そのネームバリューを売りに転職を繰り返して、キャリアアップしていく人もいます。
一般的に、転職回数が多い人に対するネガティブイメージとして、
- ストレス耐性が低い
- ビジョンがない
などと思われがちですが、戦略的に転職を繰り返している人はむしろその逆で、向上心やチャレンジ精神が旺盛です。
②自己分析をせず、内定が出たところに入社してしまう
転職回数が多い人のもうひとつの特徴として、自己分析をせず、内定が出たところに入社してしまうことがあります。
先にお話ししたのが、転職回数が増えるごとにキャリアや報酬などの条件をアップさせている人の特徴でしたが、こちらは、転職がうまくいかずに、転職回数が多くなってしまう人の特徴です。
その原因には、転職活動を転職エージェントにまかせきりで、リサーチ不足があげられます。転職活動への主体性が足りず、内定が出たところに入社した結果、
- 思っていたのと仕事内容が違った
- 理想の収入に至らなかった
などのギャップが起きてしまうのです。また、自己分析不足で、自分が求める働き方を自分自身が理解していないため、入社しても迷いが生じて、転職を繰り返してしまう傾向にもあります。
この場合は、次に転職をしても同じことが起こってしまいます。転職活動を始める前に、自己分析を丁寧に行って、キャリアビジョンを明確にしておきましょう。
転職回数は 3 回目から多いと判断される
出展:リクナビネクスト
一般的に、転職回数は何回を目安に多いと判断されるのでしょうか。大手転職サイトのリクナビネクストが、企業の採用担当者向けに行ったアンケートによると、全体の4割程度の担当者が「転職3回目」から「多い」と判断するという結果が出ています。
ただし、そのうちの15%の採用担当者は、「転職回数は気にならない」と回答していますので、先にもお伝えしました通り、業界や企業によっても転職回数に対する捉え方が異なることがわかります。
年代別に、20代では3回以上が多い、30代以上は4,5回から多いと捉える担当者もいます。これは、「短期間で転職を繰り返していないか」、「1社に3年以上勤めたことがあるか」をひとつの目安にしているからです。
採用してから1年未満で退職をされてしまうと、企業にとっては採用コストと教育コストが赤字となってしまいます。職場に慣れてから、2年目3年目と腰を落ち着けて仕事に取り組んだ経験があるかを確認したいため、それくらいの期間が目安となるのです。
とくに1年未満の短期間で転職をした場合には、必ずその理由を聞かれますので、面接時に答えられるように準備しておく必要があります。特別な理由や、納得できる理由があれば必ずしもマイナスになるとは限りません。
転職回数が多い人が採用された事例とその理由
また、採用実績では、4回以上の転職経験者を採用したことがある担当者が6割以上おり、一概に転職回数の多さが採用に不利になるわけではなく、年代や経験値にも考慮されていることがわかります。
転職回数そのものよりも、退職理由や転職目的、経験値やスキルが重視されます。書類選考を通過したのであれば、転職回数だけで判断されていないとも言えますので、しっかりと面接で伝えられるようにしましょう。
企業側が転職回数の多い人に抱く不安は「採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」「我慢が足りない人なのではないか」ということなので、その不安を払拭出来る自己PRや転職目的を伝えられればよいのです。
転職回数の多さで尻込みしないための考え方③選
転職回数に関する企業側の考え方が、以前より柔軟になってきたことは、お分かりいただけたと思います。とはいえ、まだまだ日本の中では転職をよしとしない考え方も根強いですし、転職回数が多いと不利になるのではないかと心配にもなりますよね?次に、転職回数の多さで尻込みしないための考え方を3つご紹介します。
➀退職理由は前向きに伝えること
そもそも今いる職場にひとつも不満がなければ、転職はしないはずです。何らかの不満があったから転職を考えるようになったのが、正直なところだと思います。
ですが、転職活動では、退職理由を前向きに伝えることが重要です。不満や愚痴を言うだけの人間だと思われてしまっては、それこそ不利になってしまいます。
前向きな姿勢で仕事に取り組む姿勢があることをアピールするには、ネガティブな退職理由もポジティブな言葉に変換して伝えることが必要です。
例をあげてみてみましょう。
上司とそりが合わなかった。上司のマイクロマネジメントが辛かった。
→裁量権を持って、新しいことにも柔軟に挑戦したい
過重労働などブラックな環境に耐えかねた
→将来を見据え、ワークライフバランスも重視したい。メリハリのある働き方をしたい
給料が低いのが不満だった
→自分のスキルや経験を活かして活躍したい
このように、ポジティブ変換をして、転職でかなえたいことに焦点を当てて伝えるようにしましょう。採用担当者が、転職回数の多い人材に不安を抱えるのは、「採用してもすぐに辞めるのではないか」ということです。
目的がある転職活動であり、長く働く意思があることをアピールするとよいでしょう。
②自分の過ちを素直に認める
転職回数の多さが不利になることを恐れて、転職回数を偽ることや、話をそらそうとするのは逆効果です。うまくいかなかった転職について、自分の過ちを素直に認めるのもひとつの手です。
これまでも、より良い条件を求めて転職を考えたのはもちろんだと思います。しかし、リサーチ不足や自己分析不足によって、入社した会社にギャップがあり、転職回数が増えてしまったのであれば、その事実を伝えるのがよいでしょう。変に取り繕おうとして不信感を抱かれるよりも、誠実さが伝わります。
自分の過ちをどのように改善して、挽回を図ろうとしているのかを伝えるようにしましょう。
- 「今回は充分なリサーチと自己分析をし、応募先を絞りこんだ結果、御社への入社を希望している」
- 「腰を据えて長く働いていきたいと考えている」
といったことを伝えて、真剣に転職活動に取り組んでいることをアピールするとよいでしょう。
③入社後のイメージを具体的に伝える
採用担当者は、転職回数が多い人材に対して、採用してもすぐに辞められてしまうリスクを懸念しています。入社後のイメージを具体的に伝えることで、その不安を解消することが大切です。
- これまでの経験をどのように活かせるか
- 入社後に実現したいこと
- 長い目でみたキャリアプラン
を具体的に伝えるようにしてください。入社した後のイメージがしっかりできていることが伝われば、面接官はあなたに抱いている不安を解消することができます。上手に自己PRをして、今度こそ転職活動を成功させましょう。
20代で転職歴が3回以上ある場合の対策
このあたりの受け止め方は、業界や企業の考えによりますので、一概には言い切れませんが、特に老舗企業を志望している場合は、ひとつの場所で長く働く考え方を重要視しているので、書類通過できる可能性は低くなります。
逆に、スタートアップ系やベンチャー系の企業であれば、転職回数を気にしないところも多く、良く言えば未来志向型の考えを持つ傾向にあるので、そういったところであれば書類は通過しやすくなると思います。(インターネットに詳しく、スキルが高いなどの強みがあると良し)
また、そういった場合はベンチャー企業に強い人材紹介会社もありますので、そういった会社に登録して転職エージェントに相談しながら進めて行くと、適切なアドバイスを貰えたり書類通過率も上がったりするのではないでしょうか?
詳しくは、下記リンク先の記事にて解説しているので、ぜひお読みください!
転職活動や転職エージェントに関連する内容は、別の記事でも取り上げています。これを機にぜひご覧ください。
たかのり
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転職回数が多いのは過去のこと!20代はまだまだやり直しが利く世代だから諦めないで!
私個人の経験から振り返ってみると、就職するにも転職するにも大手企業に行ったほうが福利厚生がしっかりしていることが多いのでおススメではあります。
しかし、その一方で会社のネームバリューを意識してしまうと、その職場でのやりがいなどを見落としてしまい、結局短期で退職してしまう恐れもあります。(私がそうでした)
必ずしも大手企業=ホワイトで働きやすい職場とは限りませんので、特に20代の転職時には先を見据えて転職先候補として考える業界の成長度合いや、働き甲斐などの未来が描けそうだとか、そんなところを重視して転職先を考えると良い結果に繋がるのではないでしょうか?
20代はまだまだやり直しが利く年代ですので、今一度ご自身のことを振り返ってみる良い機会だととらえてトライしてみてくださいね!
たかのり
人材紹介会社について、下の記事にて取り上げています。あなたの人生を変えるきっかけになるかも?!ぜひご覧ください!
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