あなたは職場でモラハラ加害者に苦しんで、日々の生活にストレスを感じていませんか?
そして、以下のようなことで困っていませんか?
- モラハラ加害者のせいで心が休まらないこと
- 一件穏やかそうに見える人が、実はモラハラ加害者だとわかって人間不信になった
- どうやったらモラハラ加害者との関係を断ち切り、穏やかな職場生活を取り戻せるのか?
私も以前、人間関係の毒に苦しみ、職場のモラハラ加害者に頭を悩ませていました。
どのようにしてモラハラ加害者から距離を取り、自分自身と周囲の人々を守ることができるのか?
実体験をもとにお話ししていきますので、ぜひ最後までお読みください。
私が職場のモラハラ加害者と関わって受けた③つの苦痛
職場の人間関係は避けられませんが、モラハラ加害者との関わりで私は深刻なダメージを受けました。
心身の健康にまで悪影響を与えるほどで、人生終わったかもと心底思ったほど・・・
①第一印象とのギャップによる人間不信
初対面では温和で親しみやすいと感じた人物が、後にモラハラの加害者としての本性を現すことが。
このようなギャップにより、私は深く傷つき、人を信じることが難しくなりました。
その結果、疑い深くなって人間関係への警戒心が強くなりました(苦笑)
②ストレスによる体調不良
モラハラ加害者からのエンドレスな精神的圧迫により、私は緊張の糸が切れてしまいます。
ある日、突然の吐き気に襲われ、仕事中に職場のトイレで吐いてしまいました。
③鬱病になった
モラハラによる継続的なストレスは私の精神健康に大きな影響が。
次第に気力が失われ、日常の活動にも支障をきたすようになりました。
最初は単なる疲労かなと思っていたのですが、疲れが取れない状況に違和感を感じたため通院。
診断結果は鬱病と出ましたが、変な話その状況を受け入れている自分がいました(苦笑)
「モラハラ」とは?
職場で起こるいじめ、「モラルハラスメント」とは倫理や道徳に反した言動で、相手の精神に苦痛をあたえる行動。
精神へのいじめで「モラハラ」とも表現されます。
モラハラは、「魂の◯人」ともいわれるほど、被害者への精神的ダメージが大きく、私の様にうつ病などに悩まされ続ける人も。
「パワハラ」との違いは加害者に職場での立場や権限があるかないか。
職権がある人からの嫌がらせやいじめを「パワハラ」と分類し、それ以外を「モラハラ」と称します。
上司から部下へのいじめは「パワハラ」にあたりますが、「モラハラ」は同僚同士または部下から上司へも起こり得ます。
モラハラ加害者③つの特徴
ここでお話しするモラハラ加害者③つの特徴には、私も散々手を焼かされて悩んだものです。
すべて一方的な思考による行動なので、感情移入や共感など一切せずに無関心を貫くことが自分を守る手段ではないかと経験上実感します。
➀他人の感情に無関心
モラハラ加害者は、他人の感情を理解できない人、または理解しようとしない人が多いです。
「自分が正しい」という考えが強く、自分の物差しを基準にしか物事をみていないので、なかなか他人の感情に共感ができません。
また、モラハラ加害者は、「自分」と「他人」の境界線があいまいななところも。
「自分は自分」「人は人」という考え方をしていません。
自分の思い通りにしたい、相手より優位に立てば、自分の思い通りに動かせる、と考えているので他人への思いやりや罪悪感にも欠けています。
②嫉妬深く妬みやすい
自信たっぷりな態度で、ターゲットがいかに無能であり、自分より劣っているかを強調して、苦痛を与え続けているモラハラ加害者は、意外にも劣等感が強いのが特徴。
そのため、嫉妬深く妬みやすいところも。
自分よりすぐれている人や自分が持っていないものを持っている人をターゲットにして、嫌がらせを仕掛けてきます。
自分の劣等感を克服するよりも、地位や能力や人望など、自分が持っていないものを持っている人から、それらを奪うことに意識が向いてしまうのです。
③自己愛精神と被害者意識が強い
強い劣等感を抱く一方で、自己愛精神と被害者意識が強いところも。
劣等感のある自分を守るために他者の価値を下げている一方で、全能感を持ち、自分のことを特別視する傾向にあります。
ですから、他人が自分の機嫌をとってくれないと気が済まないのです。
モラハラ加害者は「私に愛されたければ、私の機嫌を取るべきだ」と考えているため、相手が思い通りのことをしてくれないと、「そのせいで傷ついた」という被害者意識を抱きます。
ターゲットの罪悪感にうったえ、相手をコントロールしていきます。
職場で私が体験した⑥つのモラハラ事例
ここでは、私が実際に体験したモラハラの事例を挙げて行きます。
思い出して言語化していますが、悲しくなってきました・・・
➀無視
モラハラの加害者はターゲットを見つけます。
そして、そのターゲットを無視するのです。
例を挙げると
- ターゲットとは会話をしない
- 他の人と会話をさせない
- 1人だけランチに誘わない
- 皆が参加するような懇親会に誘わない
などです。
モラハラの加害者は、ターゲット以外の人には、非常に感じ良くふるまうことが多いです。
要するにターゲットだけを「疎外」するわけです。
学校で起こるようないじめと変わらないですね。
他には、わざとさえぎるなどして会議で発言する機会を与えない、などもあり、ターゲットの仕事にも支障をきたします。
②ターゲットの前でわざと悪口や嫌味を言う
悪口といえば、たいていは陰で言われるものですが、モラハラの場合はわざとターゲットにもわかるように言います。
目的は、精神的苦痛を与えるため。
例えば、以下のような発言が。
「そんなことも出来ないの?」
「〇〇卒はダメだな」
他には、以下のようなケースもありました
- 本人が気にしている身体的な特徴を突つく
- 「結婚するの?」「子供はできた?」などと個の侵害を迫る事。
- 根拠のない噂を広める
③マウントを取る
マウントを取ることもモラハラの一種。
自分の能力や成績を自慢するだけでなく、同じ立場であるにも関わらず「足をひっぱらないでくれよ」などと上から目線で言ったり、
役員や上司がいる前で、ターゲットの能力の低さをアピールしたり。
また、アドバイスを求めてもいないのに「絶対にこうするべき」などと強要してくることなどもそうです。
自分の立場が上で、相手が下と見せたがるのはあるあるです。
④仕事に必要な情報を共有しない
業務上、必要な情報を渡さない、というモラハラもあります。
情報が足りなければ、業務が順調に進みませんし、重大なミスにもつながりかねません。
加害者は、ターゲットが困る様子や、ミスをして落ち込んだり、謝罪に追われたりする姿を見て楽しんでいるのです。
その仕事に関わる他の人にも迷惑がかかります。自分の楽しみのためにそこまでするとは、かなり悪質ですね。
これは同僚から行われるケースが多いモラハラですが、部下から上司へ必要な報告をしない、というモラハラもあります。そうすることで、上司はさらにその上の上司から管理責任を問われることになることもあります。
⑤本人のキャパを超えた仕事を与えたり、具体的な指示を出さずに怒る
本人のキャパを超えた仕事を与える、ということもモラハラにあたります。
期限内に1人で出来そうにもないボリュームの仕事を与えて、期限に圧力をかけたり、達成不可能なノルマを与えたりがその例です。
また、営業職なのに、内勤の雑務ばかりやらされるなど、本人の役割や能力に合わない業務を与え続けるというモラハラもありました。
指示内容が明確でなかったために質問をすると、「そんなことを聞くな」と突っぱねられ、仕方なく相談をせずに進めると、今度は「なぜ、確認しなかった?」などと言われ、混乱をさせることもあります。
そうやって日々の業務でターゲットをじわじわと精神的に追い込んでいくのです。
⑥溜息や舌打ちなど
溜息をされたことで、圧をかけられ仕事のパフォーマンスを低下させられることになってしまい、職場での成果を出せなくなります。
職場内ですれ違い様に舌打ちをされる、話している最中に舌打ちをされたら恐怖心を覚えたり逆らったら、何をされるかわからない精神的上下関係を作り出されます。
仕事のパフォーマンスを出せなくなる、相手に恐怖心を覚えてしまうことで会社に出勤して仕事をするモチベーションが下がってしまい、欠勤をしてしまったり退職をしてしまう原因に繋がってしまいます。
モラハラに対して私が取り組んだこと
➀落ち着いて冷静に対処する
会社内で上司からモラハラ行為を受けている場合は、落ち着いて冷静に対処しましょう。
モラハラ加害者は、被害を受けたあなたがうろたえている様子を見て快感を得るからです。
②無茶ブリには、正当な理由をつけて対処する
仕事を無茶ブリする事で、上下関係を一方的に押し付けてくるうえに、相手の評価を下げる為に姑息な方法を色々と仕込んできます。
そのため、何でもかんでも安請け合いするのではなく、毅然とした態度で「できないものはできない」と断る勇気も必要です!
③証拠を集める
モラハラは精神的にダメージを与える行為なので、第三者にはわかりづらいもの。
対策としては、懐にボイスレコーダーを仕込ませるなど、記録に取ることが重要。
モラハラに対してうまくいかなかったこと
➀解決に向けて社内で問題提起すること
度重なるパワハラやモラハラに対してウンザリした私は、社内で問題提起する事に。
パワハラやモラハラの実態と改善策をレポートにまとめて訴えました。
なかには賛同してくれる人もいましたが、上司からは白い目で見られるだけで何も変わらずだった・・・
②人事に相談する事
意を決して人事に相談するも、逆に「徹底的に争うぞ」と脅しを受けてしまいます。
それだけでなく、問題を相談した私が悪者扱いを受けて苦しむのがオチだった・・・
何をしても変わる事のない会社に対して、私は環境を変える決断をします。
職場いじめは訴えたもの勝ちじゃなかった!窮地を乗り越えた戦略とは?
モラハラの問題を解決できなかった私が決断した事
モラハラやパワハラの問題に対して、できる限りの努力を尽くしましたが、問題は解決せず。
会社との関係は最悪の状態にあり、その中で人生が好転する兆しは見えませんでした。
最終的には転職活動を開始し、新しい環境への一歩を踏み出すことを決意。
その後、約半年の時間をかけて、一部上場企業に転職することができました!
詳細については、以下のリンク先の記事で詳しくお話ししていますので、ぜひご一読ください!
会社がつらい!辞めたいけど悔しい!転職という選択肢が正解だった話
【職場モラハラ】加害者の特徴と私が解決に向けて取った行動まとめ
この記事では、職場でのモラハラ加害者の特徴と、私が問題解決に向けて取り組んだ実例についてお話してきました。
以下、簡単ではありますが内容をまとめました。
- モラハラ加害者は一方的な存在
- モラハラ加害者の攻撃は精神的にじわじわと追い詰める陰湿なもの
- 解決に向けて行動した結果、何も変わらないのであれば環境を変える事も視野に入れよう
また、モラハラが原因で会社を辞める事になったとしても、人間関係を理由に転職を考える事は恥ずかしいことではないとデータが示しているので下記にてお話していきます。
人間関係が原因で会社を辞める人は28%だった事実
エンジャパン株式会社が運営しているwebサービス人事のミカタでは、「エン転職」の会員610名に対してアンケート調査をした結果、「人間関係を理由が悪かった」が最も多く、全体の28%を占めていました。
退職理由の本音 | 割合 |
人間関係が悪かった | 28% |
給料が低かった | 12.9% |
社風や風土が合わなかった | 12.2% |
評価や人事制度に不満があった | 10.8% |
待遇(福利厚生)が悪かった | 6.8% |
残業や休日出勤など拘束時間が長かった | 6.8% |
業界や企業の将来性が不安だった | 5.9% |
体調を壊した | 2.4% |
結婚・家庭の事情 | 0.9% |
その他 | 4.7% |
人間関係にトラブルがある場合でも、一部の人は気にせずに仕事に専念できるかもしれませんが、多くの人は良い人間関係の職場で働きたいと考えていることが示されています。
特に、ストレス耐性が高い人でない限り、人間関係以外にも待遇や評価制度に対する不満など、様々な理由が転職を考えるきっかけとなります。
このデータは、会社を辞めたいと感じた場合、転職を検討することは一般的である裏付けにもなります。
転職活動をするなら、転職エージェントの活用がおすすめ!
モラハラやパワハラの問題が解決しない場合、転職を考えることも選択肢の一つで。
ただし、転職を検討する際、多くの人は不安を感じます。
そこで、転職を前に情報収集が重要。
その結果、現在の職場にとどまることが最善の選択であることもあるでしょう。
情報収集の手段として、転職エージェントがあります。
これは、要事前相談ですが、オンラインで手続きが可能で、利用料は無料の民間の職業紹介サービスです。
登録しても、必ず転職しなければならないわけではありません。
以下のリンクから、私の転職エージェントを利用した経験や転職エージェントについての詳細情報をご覧いただけます。
ぜひ、参考にしてください。
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