あなたは今の仕事に満足できていますか?
ひっとして今の仕事が向いていないと感じて、見切りをつけようかどうか悩んでいませんか?
就職する際に、やりたい仕事や向いていると思える仕事を選んだはずなのに!
私も、以前自分がしている仕事が向いているのかどうか悩んだ時期がありました。
そのため実際に働いてみると、
- この仕事は、向いていないのかもしれない
- 自分にはもっと向いている仕事があるのではないか
などと思うことも。
そこでこの記事では、
- 仕事の向き不向きを判断する方法
- 仕事が向いてない事を理由に転職する際の注意点
についてお話していきます。
向いてない仕事を続けるべきか辞めるべきかお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
私が仕事が向いてないと感じた時の③つの事例
私の実体験から、当時の仕事が向いていないと感じた3つの事例をお話していきます。
➀理想と現実のギャップ
仕事に対する理想と現実にギャップを感じた時、「自分はこの仕事に向いていない」と感じやすくなりました。
私は転職直後そう思いましたし、振り返ってみると仕事への理想が高すぎたのかなと。
入社前にどんなに情報を集めて、企業や業界について研究していたとしても、入社してみないとわからない社風や慣習があります。
社風や慣習が壁となって、思ったことの実現が困難に感じる場面もあるでしょう。
ちなみに、私が転職した会社ではネームバリューや外から見た印象は「誠実そう」と感じました。
しかし、実態は人間関係が悪く、都合の悪い事には蓋をする環境だったため人生終わったと感じ、自暴自棄に陥るほど。
社歴に関係なく意見を言える環境ではなく、それをやったら干されるいう感じでした(苦笑)
詳しくは、別の記事にてお話しています。併せてお読みください。
職場いじめは訴えたもの勝ちじゃなかった!窮地を乗り越えた戦略とは?
②仕事に自信が持てなくなった
転職した会社では、上司の好き嫌いが生命線だったため評価は最悪。
例えば会議で意見を述べるにしても、上司が求める答えを言わなければならず・・・
その他、以下のような状況に陥り自信喪失しました。
- 濡れ衣を着せられる
- 仕事を取りあげられる
- 意見した結果、みせしめにボーナスを20万下げられる
自信を無くす以上に、人間不信になり今後社会復帰できるかどうかも不安になりました。
詳しくは、別の記事にてお話しています。併せてお読みください。
会社がつらい!辞めたいけど悔しい!転職という選択肢が正解だった話
③他人の働く環境がうらやましく感じた
転職後、元同僚や他社に勤める友人と仕事の話をする機会があり、うらやましく感じたときも。
そんなときは、自分の仕事内容や職場の嫌な面が目につくだけ。
- 自分はここにいていいのだろうか
- 自分にはもっとよい環境があるのではないか
と、今いる職場とは別の環境に気持ちが傾いてしまう。
実際、元上司のところに頭を下げに行き、「出戻りさせて欲しい」とお願いしたことも・・・
仕事が向いてないと感じた時にしなくて良い事
他人の言葉に惑わされる事
上司や同僚に仕事が向いていないと言われたら、正直、ショックですよね。
ですが、その言葉で「自分にはこの仕事が向いていない」と判断するにはまだ早いです。
上司や同僚の言葉が正しいとは限らないからです。
もしかしたら、相手に何かイライラすることがあったり、ミスに腹を立てたりして、つい口が滑っただけかもしれません。
または、他人に常にキツイ言葉をかけるパワハラ気質の人である可能性もあります。
そもそも、あなたが仕事に向いているかどうかは、あなたが判断することなのです。
他人の言葉に振り回され過ぎないようにしましょう。
努力次第でその言葉を覆すほどの結果を出せることもありますし、できることをやってみても「やはり向いていない」とご自身が感じたなら、そのときが判断するべきタイミングです。
いっときの感情で判断しない
仕事の向き不向きは、すぐにはわからないものです。
何事もやってみないとわからないからです。
「やってみたらイメージと違った」ということは起こりうるし、もともと興味はなかったけれど、やってみたらいつの間にか夢中になっていた、ということもあります。
経験が浅いうちは、うまくいかないことが多いのも当然です。
その段階で「うまくいかないからこの仕事は向いていない」と判断するには時期尚早。
人間関係が悪いからと悲観しすぎない事
私の場合は、人間関係が大きく関係していました。
嫌なやつがいるから仕事がうまくいかないとすぐに判断するのはもったいないです。
もちろん、合わない人から受ける影響は甚大だし、それがきっかけで転職もしています。
しかし、会社によっては適切に対処してもらえる場合もあるはず。
それよりも、仕事を通じてあなたがどうしたいのかに気持ちを傾けましょう!
仕事が向いているか向いていないかを判断する③つの方法
先にもお伝えしました通り、仕事が向いていないと感じる要因には、いくつかパターンがあります。
ただ、それらのケースに当てはまったからといって、必ずしも仕事に向いていないとは限りません。
次に、仕事が向いているか向いていないか判断基準についてお話ししていきます。
➀自分の働く価値基準に合った働き方ができているか
1つめの判断基準は、今いる職場で自分の価値基準に合った働き方が出来ているかどうかです。
たとえば、以下のような項目に関するあなたの価値観が現職にて実現できているか考えてみましょう。
<何のために働くのか>
例)
- お金をたくさん稼いで高い生活水準を維持するため
- 家族を養うため
- 自分自身の成長のため
<何にやりがいを感じるのか>
例)
- 人を支えて感謝されたとき
- 大きな挑戦に成功したとき
- 新しいサービスを生み出すとき
<どういった働き方が理想なのか>
例)
- 風通しのよい企業で、活発な意見交換をしながら働きたい
- 安定した環境で落ち着いて働きたいので、福利厚生が手厚い企業がよい
- プライベートな時間も大切にしたいので、残業がない職場
仕事が合っているか、向いているかというのは事業内容だけではなく、労働時間やともに働く人の気質、会社規模、なども影響します。
自分自身の価値基準と照らし合わせてみましょう。
②仕事にやりがいを感じられるかどうか
2つめの判断基準は、仕事にやりがいを感じられるかどうかです。
仕事にやりがいを感じられていれば、多少の困難があってもモチベーションを維持できるはずです。
仕事をすることで活き活きできているか、夢中で取り組めているかを考えてみましょう。
仕事をきっかけに、興味の幅が広がり、日常生活でも無意識のうちに仕事に役立ちそうな情報にアンテナを張っているような状態であれば、仕事に没頭出来ているといえるでしょう。
一方、仕事の喜びを感じる場面が少なく、ストレスを感じることの方が圧倒的に多い状況であれば、その仕事に向いていないかもしれません。
また、職場に憧れの人や目標となる存在がいるかどうかも重要です。
私は色々あったことからも、目標となる存在がいなかったと確信しています(苦笑)
将来のビジョンが描けない職場では、働く意義を見出すのは難しいです。
③仕事で成果を出せているか
今の仕事で成果を出せているのであれば、ある程度あなたはその仕事に向いているのでは?
ただし、そこにやりがいや喜びを感じないのであれば、ミスマッチがある可能性も。
今成果が出ていなくても、その仕事が向いていないとは一概に言えません。
成果を出すには、時間や経験を要する仕事もあるからです。
その場合には、今の仕事に学びがあるか、成長の機会があるかを基準に考えてみてください。
学びや成長を感じられているのであれば、いつか成果につながる可能性もあります。「
向いていない」と判断するには、早すぎる段階かもしれません。
向いてない仕事に見切りをつけるかどうかの判断基準
向いていないと感じた仕事でも経験を積むことで、成果を出せることもあります。
それは、仕事に向いていないのではなく、判断するタイミングとして早すぎたということです。
一方で、本当に向いていない仕事であれば、辞めて別の仕事を選ぶという選択肢もあります。
次に、向いてない仕事は辞めるべきか否かの判断ポイントを解説していきます。
➀時間が解決するものか?
仕事が向いていないと感じる理由が、時間が経てば解決するものであれば、すぐに辞めずに様子をみる手もあります。
たとえば、「今の上司とそりが合わない」「苦手な同僚がいる」などが理由の場合です。
職場の人間関係の悩みは、大きなストレスになりますが、人事異動などで解決する可能性もあるからです。
入社から一度も部署やポジションが変わらない人はほとんどいないはずです。
定期的に人事異動が行われる会社であれば、そのタイミングを待ってから判断してもよいでしょう。
一緒に働く人が変わるだけで、部署の雰囲気ががらりと変わることや、あなたが成果を出しやすい環境に変わることもあります。
②自分自身で状況を改善できるかどうか?
仕事が向いていない、辞めたいと思う理由を、自分自身で改善できるかどうかも判断ポイント。
仕事内容や人間関係が不満の場合には、人事に配置転換を打診したり、上司に相談をしてみたりすると解決することがあります。
会社全体の給与水準や福利厚生、休日の制度など、会社に掛け合っても変えられないことが、大きな理由であれば、退職を考えてもよいでしょう。
要は、向いていないのは、仕事内容なのか、または職場環境なのか、ということをよく見極めることが大事です。
一時的な感情で判断を急いでいないかも、よく考えてみましょう。
③求人情報と自分の勤務先とを天秤にかけて比較検討してみる
向いていない仕事を辞めるべきか迷うときは、求人情報と自分の勤務先とを天秤にかけてみることもおすすめです。
不満が一切なく、パーフェクトに理想が叶う職場には出会えないのが現実です。
どこを重要視して、どの部分なら譲れるのかを決めることが重要です。
思い切って転職をしたのに、転職先と比べたら前の職場の方が希望に合っていた、なんてことになったら、本末転倒です。
求人情報と比較検討したうえで、今の勤務先よりも、やりたいことや価値基準が叶う転職先が豊富なのであれば、退職を決意してもよいでしょう。
求人情報と比較したら、今の職場の方が叶うポイントが多かった場合には、とどまってそこで成果を上げることに注力した方が得策です。
仕事が向いてない事を理由に転職する際の注意点
仕事が向いていないことを理由に転職する際には注意点があります。
それを意識しないと、同じ理由で転職を繰り返すことにもなりかねません。しっかりと意識しましょう。
転職活動をする前に、丁寧な自己分析をしてください。
まず、仕事に対しての価値基準を整理しましょう。
ここが曖昧になってしまうと、転職をしてもまた辞めたくなってしまう可能性があります。
次に、今の職場のどういったところが辞めたくなるポイントだったのか、何が改善されれば辞めない選択肢があったのかも徹底して分析しておきましょう。
同じ理由で繰り返さないためです。
また、あなたが身近な人にどういう人に映っているのかを聞いてみるのもよいでしょう。
自分自身で気づけなかったあなたの特性が見えてくるかもしれません。
まずは、自己分析ツール「ミイダス」があります。
無料で使えますし、適職や市場価値について診断することができます。
5分で登録できますので、ぜひご利用ください!
↓ ↓ ↓
向いてない仕事→見切りをつけるかどうかの基準と注意点まとめ
この記事では、「向いてない仕事を続けるべきか辞めるべきか」についてお伝えしました。
おさらいも兼ねて、この記事でお話してきたことを簡潔にまとめていきます。
- 仕事の向き不向きを判断するのは他人ではなく自分
- いっときの感情で判断しない
- 仕事に対する価値基準や行動で変えられる状況かどうかが重要
- 自己分析をしっかり行う
仕事はお金を稼ぐためだけでできるものではありません。
ひと昔前の時代のように生活の為だけで仕事をしていると、私が心を病んだときの様になるかも。
仕事の事悩みを抱えるのは、誰しもあり得る事。
だからこそ、己の価値基準としっかり向き合いましょう!