会社に入社したときはキャリアアップの為に頑張りたいという承認欲求があり、仕事に邁進することもありますが、
いつの間にか上司の言いなりになってしまったり、残念ながら一生懸命頑張っても評価されない場合、意気消沈して働く意義を見失う事もあります。
そのため、自分が何のために働いているのか疑問に感じてしまい、いつの間にかやりがいを失くして仕事を続けられずにストレスを抱えることになり、それが退職理由に繋がる事も。
仕事は生活の糧ではあるものの、果たして本当にお金の為に割り切るものなのでしょうか?
この記事では、仕事はお金のために割り切る方法と、やむをえずどうしても割り切れなかった場合の解決策について解説していきます。
仕事の目的が「お金のため」と割り切る為の理由が9割
引用元 https://service.gakujo.ne.jp/221031
また、仕事はお金の為にするものであると回答した割合は全体の94.3%であることに対して、自己実現の為(44.1%)や社会貢献の為(35.1%)よりも圧倒的に高い数値であることからも、言い方は良くないですが割り切ってやっていると考えられなくもありません。
たかのり
そういえば、以前の会社で「割り切ってやれ」と命令する上司がいて、愕然としたことがあったなあ・・・
私は個人的に「割り切る」という表現は好きではないので、「切り替える」とか「方向転換する」という言い方の方が受け入れやすいと感じます。
参考資料:20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」
仕事はお金のためと割り切るコツ③選
仕事とお金は密接に関連しています。しかし、仕事をお金のためだけに割り切ることは、満足感や充実感を得られないことがあります。
しかし、考え方を変える事でそのような懸念点も多少は解消できるかもしれません。そこで、仕事はお金の為に割り切るコツを3つ挙げていきます。
➀仕事とお金の関係を理解する
仕事をする理由はお金を得るためではありますが、仕事は単にお金を得る手段に過ぎません。仕事には、自分の能力やスキルを磨くことや、人間関係を築くこと、社会に貢献することなど、多くの価値があります。
また、単にお金を得ることが目的であっても、自己実現や人生の充実感を得るためという気持ちだって少なからずあります。
仕事とお金の関係を理解し、自分にとって何が大切なのかを考えることが、仕事をお金のためだけに割り切るコツの1つです。
②お金と時間のバランスを考える
仕事をお金のためだけに割り切ると、長時間働いたり、休日出勤をするなど、時間的な負担が大きくなることがあります。
しかし、時間を無駄にすることは、長期的にはストレスや健康問題を引き起こす可能性があります。
お金と時間のバランスを考え、適度な休息を取ることが、仕事をお金のためだけに割り切るコツの1つです。仕事とプライベートのバランスを取ることで、充実した人生を送ることができます。
③目標をハッキリさせる
仕事をお金のためだけに割り切る場合、目標をはっきりさせることが重要です。目標が明確であれば、そのために必要な努力や時間を費やすことができます。
また、目標を明確にすることで、自分自身を奮い立たせて仕事に取り組む動機にもなります。
仕事は生活の為と割り切る③つの考え方
➀お金を稼ぐ事=汚いことではない
仕事をする動機が「お金を稼ぐ為」と決めてしまう事は汚い事ではありません。なぜならお金を稼ぐ事も立派な動機になり、社会生活を営むためには必要な要素でもあります。
その一方で、お金のために仕事をするという考え方に対して、汚い事ではないか?と考えてしまうこともあるかもしれません。
しかし、例えば住居を借りる時やローンを組む時に、勤務先の知名度が高いほうが、一般的には社会的信用も高い事が多いです。
つまり、知名度のある会社=社会的信用が高いとも言えるので、生活していくうえではプラスに作用する事も多いわけです。
そう考えると、知名度の高い会社にいて安定した給料を貰えるということは、あなたの生活を豊かにするうえで欠かせない要素だと言えます。
②仕事の優先度をお金にする
仕事をしていると、時には嫌な事もあります。そのようなときは、嫌な事を乗り越えた先にはお金が貰える事を目標に考えると気持ちを切り替えられるかもしれません。
お金が無ければ、生活の基盤をたてることができませんので、お金を稼ぐ事で安定した生活が保障されると考えると、仕事をするための動機づけがえきるかも。
③仕事のやりがいは自分でみつけていく
仕事のやりがいというのは、下記内容のように人によってさまざまであり、正解も人それぞれです。
- 「お金の為になるから」
- 「仕事が楽しいから」
- 「職場環境が良いから」
- 「生きる目的になるから」
上記のように、人それぞれ理由があり、身も蓋もない事を言ってしまえば正解はありません。
仕事のやりがいとは、仕事を通じて達成感や充実感を得ることができる感情のことです。仕事のやりがいは、仕事自体にあるわけではなく、自分自身が見つけていくものです。
仕事のやりがいを見つけるためには、まず自分自身が何に興味を持っているのか、何を得意としているのかを考えることが重要です。
そのためにも仕事に取り組む前に目標をはっきりさせて、気持ちを奮い立たせるのもひとつではないでしょうか?
仕事をお金の為だと割り切れない人が取るべき行動③選
➀仕事に折り合いをつける
仕事がお金のためだと割り切れない場合、仕事に意味を見出すことが大切です。仕事には、社会に貢献する意義や役割があります。
自分が仕事を通じて、社会に貢献することができると感じることで、仕事にやりがいや意味を見出すことができます。自分が仕事を通じて、何かを成し遂げることができるという自信を持つことが重要です。
仕事がお金のためだと割り切れない場合、仕事とプライベートのバランスを取ることが大切です。
時にはストレスや疲労がたまり、精神的に追い詰められることだってあります。それを防ぐためには、時には仕事とプライベートのバランスを取る事も大切かなと。
②運動や旅行などをリフレッシュを図る
仕事の疲れやストレス発散のために、運動や旅行をするのもリフレッシュのためにはよいでしょう。
自宅と会社との往復では、毎日毎日同じ景色ばかり眺めてしまいがちですが、旅行することで日頃とは違った景色や環境に触れる事によって気持ちがリフレッシュできますよ!
また、運動をすることで身体を動かす事で疲れる事もありますが、後ろ向きな感情を発散させる効果があります。
③転職活動を行い、環境を変える事を視野に入れる
あなた自身で気持ちを整える工夫をした結果、それでも現状が何も変わらない場合は、思い切って環境を変えるべく転職活動を行うのもひとつです。
上で取り上げたように、仕事はお金の為に割り切る人が多いとはいえ、それは程度問題であり、無理がたたると鬱病になるリスクだってあります。
我慢や忍耐だって程度問題です。昭和の根性論を鵜呑みにしていると、あなたが壊れてしまいます。正論を言う人の意見は鵜呑みにし過ぎないで自分を大切にしましょう!
以下、転職活動に関するリンクを貼っています。ぜひお読みください。
転職理由のランキング上位はお金に関することだった衝撃事実
下記の表は、人材紹介会社dodaが2021年7月から2022年6月までの1年間に調査した、20代から50代までの転職理由のランキングです。
仕事とお金の関係は、生活の糧や基盤になることでもありますので、やっぱり避けられないポイントだと痛感させられます。
もちろん、やりがいや人間関係も重要なポイントではありますが、お金が無ければ自己実現ができないのもこれまた事実。
自分自身の経験からも、安定した給料を得られることで心の安定も得られると実感できますので、それが叶わないのであれば、転職を考えるのもひとつの手段ではないでしょうか?
転職理由ランキング | ||
1 | 給与が低い・昇給が見込めない | 32.8% |
2 | 昇進・キャリアアップが望めない | 25.2% |
3 | 社内の雰囲気が悪い | 23.4% |
4 | 尊敬できる人がいない | 22.9% |
5 | 業界・会社の先行きが不安 | 22.4% |
6 | スキルアップしたい | 22.2% |
7 | 人間関係が悪い/うまくいかない | 20.9% |
8 | 会社の評価方法に不満があった | 20.7% |
9 | 肉体的または、精神的につらい | 20.3% |
10 | 労働時間に不満(残業が多い/休日出勤がある) | 18.7% |
もし、あなたが仕事はお金の為にと割り切りながら頑張っていけるのであれば、それがベスト化もしれません。
しかし、そのお金すら納得いかない状況なのであれば、転職してみるのもひとつの手段ではないでしょうか?
たかのり
人材紹介会社について、下の記事にて取り上げています。あなたの人生を変えるきっかけになるかも?!ぜひご覧ください!
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