【クラッシャー上司】潰し方を実体験も交えて徹底解説

【クラッシャー上司】潰し方を実体験も交えて徹底解説

この記事のまとめ
  • クラッシャー上司の存在は迷惑極まりない
  • クラッシャー上司の思考は一方的
  • クラッシャー上司とやってられないと感じたら離れよう

特に営業職に多いのかもしれませんが、昔風の言い方をすると「体育会系」「モーレツ型社員」がそれに当てはまるのでしょうか?

クラッシャー上司は、自分が出来ると思った事は何も考えず部下に強要したり、心が折れるほどにきつく当たってきたりと、なぜか上の立場の人には評価されるものの、部下の立場からすると「害悪」でしかありません(苦笑)

人によっては、思考停止状態で定型文のごとく「耐えろ」「我慢しろ」と言ってきますが、関わっているとカチンとくることが多いので、そのままやり過ごすのは難しいです。

そこで、この記事ではクラッシャー上司について、以下の内容を解説していきます。

  • クラッシャー上司の特徴
  • クラッシャー上司の心理
  • クラッシャー上司の弱点と標的にするタイプ
  • クラッシャー上司の潰し方
  • (失敗談)実際に仕返しをしたエピソード

この記事を読むことで、あなたがクラッシャー上司に悩む日々から抜け出すきっかけを見出すことができるようになりましたら幸いです。

クラッシャー上司の潰し方③選

 

 

➀受けた被害を客観的に証明できるよう記録を取る

 

クラッシャー上司から受けた被害について、第三者に相談する場合も仮に裁判で争うにしても証拠が必要になってきます。

仮に職場で日常的に被害を受けていたとしても、証拠がなく相手が「やっていない」と言えば、あなたの一方的な言いがかりとして処理される可能性があります。

しかし記録を取ることで、第三者にも客観的な事実を証明することができるわけです。

クラッシャー上司の言動は、攻撃的な態度だと客観的に示しやすいので、ボイスレコーダーで記録を取るのがおススメ。

ボイスレコーダーによる記録があれば、仮に上司が言っていないと言い逃れをしようとしても、言い逃れしにくくなります。

②会社の安全配慮義務違反を指摘する

 

安全配慮義務とは、労働契約法で定められている企業が従業員の健康と安全に配慮する義務のことです。

つまり会社は、従業員が働きやすい環境で仕事ができるように配慮する義務があるので、クラッシャー上司の行為はこれに違反していることになります。

本来人事とは採用に関する事だけではなく、社員が働きやすい職場環境を作っていく事も役目です。

以前と比べるとハラスメントに対する世間の目は厳しくなっていますし、SNSや口コミ系のサイトでも悪評を書かれるリスクも出てきました。

加えて、2019年からは職場におけるパワーハラスメントについて事業主に防止措置を講じることを義務付けています。

そして、2020年6月からは大企業にて、2022年4月からは中小企業でもパワハラ防止措置が義務化されています。

そのため、クラッシャー上司の存在や行動を放置することが法令違反の可能性があり、ハラスメント行為は経営上の重要な課題であるとも言えます!

そうなってくると、企業イメージの低下に伴って業績にも影響が出るリスクも考えられます。そういった懸念材料を拭い去るためにも、問題が深刻であれば人事も動かざるを得ません。

アクションを起こさなければなにも変わりません!まずは相談してみましょう!

会社の法令順守意識が低い場合は注意
  • 法令順守とは、会社の規則、法令、社会で守られるルールを守ることを意味します。職場では「コンプライアンス」と言われることが多いです。法令順守は企業によって対策や取り組みに違いがあり、会社によっては法令順守意識が低い場合があります。
  • 会社の法令順守意識が低い場合は、職場環境が悪いため問題行動が横行しているのが日常化しています。クラッシャー上司の行為によって、心身に被害を受けたと訴えても倫理観や意識の低さから積極的に対応してくれません。
  • 会社の法令順守意識が低い場合は、まともな対応を取られる可能性がない前提で行動する必要があります。その場合は弁護士などの専門家にクラッシャー上司からの被害を相談しましょう!

③会社を辞める

 

これは「死なばもろとも」という覚悟も必要ですが、クラッシャー上司は社内での評価を気にする節があります。ですから、あまりに対応が酷くて状況が変わらないのであれば退職を決意して転職に目を向けるのもひとつです。

実際、退職の意思をクラッシャー上司に伝えたことで、自分の評価に関わるからなのか動揺している様子が伺えましたし、大勢の前で大の大人が泣きじゃくるなんてこともありました。

もしかしたら「自分は必死でやっていた」というパフォーマンスの可能性もありますが、多少なりともダメージはあるはずで、極端に部下を退職させているようだと「マネジメント能力に問題がある」とみなされることも考えられます。

クラッシャー上司を潰すべく、感情的になってしまった実体験

 

以下、私がクラッシャー上司に対してしびれを切らしてしまい、キレてしまった体験談です。これによってクラッシャー上司を黙らせることはできましたが、残念ながらその後会社から報復を受けたこともあるので失敗談としています(苦笑)

たかのり

感情的になる事は基本マイナスでしかないので、余程の事が無い限りはおススメしません。

➀抗議文を送る

 

ある上司は、仕事をしているふりをしたいのか、いつも私の営業先についてきては邪魔ばかりしてきました。また、同行中も偉そうに威圧的な態度を取るだけで、コミュニケーションを取ろうともしません。

そして、訪問先でもフォローしてくれるならまだしも、いちいち採点されるのでイライラが募ってきたことがありました。

そのためクラッシャー上司に対して思いの丈を文章にまとめて抗議文をメールにて送りました。私は、キレると感情が高ぶり過ぎて支離滅裂になってしまうからです(苦笑)

また、CCに複数の管理職の名前を付けたり、文末にこれで文句があるなら然るべきところに相談するので、そのつもりでお願いしますと脅し文句を添えたので、言い返されたり攻撃を受ける事はありませんでした。

結果、私も会社での立場は悪くなりましたが、クラッシャー上司がのうのうとしていられるような会社にいてもハッピーではありませんし、やり返さなかったらやられっぱなしで悔しい思いをしていたでしょうから、結果的に良かったのかなと。

②キレて机を叩く

 

たとえば電話でお客さんと話をしている最中に、上から声をかぶせてくる上司がいました。いつもそのせいで、混乱してしまい商談にならないことが多かったので、思い切って机を叩いて黙らせたことがあります。

個人的に、クラッシャー上司のようなタイプには性善説など通用しないので、力でねじ伏せたり圧力をかけるくらいの事をしないと解決しないと思っています。

意外とクラッシャー上司のようなタイプは、見た目や雰囲気が威圧的なだけで、撃たれ弱いところがあります。こちらが攻撃的な態度を取ることでひるむ場合もあるので、我慢できなくなったら最終手段としてやってみるのもありかもしれません・・・

③啖呵を切る

 

リーマンショック時に会社の業績が悪く、立て直しを図ると言った状況の中、「あれもダメ」「これもダメ」と言いいながらも「結果出せ」の一点張りしか言わない上司にしびれを切らして「もういい!」と啖呵を切って突っぱねたことがあります。

ただ上の立場からモノを言うのではなく、何をどのようにしていくのか具体的な意見もなく、ただやれと言われるだけでは不満も爆発してしまうからです(苦笑)

啖呵を切った後は嫌がらせを受けて散々でしたが、何も言わなかったら変わらないし、耐えるだけの会社員生活など意味がないと思いませんか?

思考停止で黙っているだけで、それでも経済が成り立つ時代なんてとうの昔に終わっています。そんなことも分からない会社には未来がありません。

クラッシャー上司とは?

 

 

クラッシャー上司とは、部下を潰して出世する上司のことです。相手に厳しい言動や命令を繰り返し責めることで、仕事のモチベーションを失わせてしまい部下を休職や自主退職にさせることが多い傾向にあります。

クラッシャーとは、大きな岩石を砂利や砂に砕く機械のことを指します。会社の人材である部下の心を上司が砕いてしまうから「クラッシャー上司」と呼ばれるようになったとも言えます。

クラッシャー上司は、自分の感情を優先してしまい、部下に正当な評価を与えなかったり芽を潰すような行動を取ります。

クラッシャー上司とパワハラ上司との違い

 

 

パワハラの場合は、自分のストレスを発散するために部下に嫌がらせをしたり、いじめたりして相手に迷惑をかける行動です。

会社で問題視されているので、部下が会社に訴えれば「パワハラ」として認められ上司が処分されるケースがあります。

しかしクラッシャー上司は、自分なりに仕事を円滑に進めるために部下を厳しく指導していると考えている模様。パワハラのような悪意がないため、会社からもパワハラとして処分するには判断が難しい傾向にあります。

相手を「精神的」「肉体的」に追い詰めるパワハラに、クラッシャー上司の悪意がない考えが加えられているので悪質さが倍増しています。

本人に悪意がないためか、周囲からの指摘が耳に届かず、上司の行動が改善されると期待するには難しい問題なのです。

クラッシャー上司の心理

 

 

自分が優れていて正しさを証明したい

 

自分の行動は「部下を育てるために必要な行動であり正しいと思っている」と考えており、自分のやり方が間違っているという考えがありません。

相手に合わなくても間違いを認めず、基本的に自分が正しいと思っている上司は間違っていると指摘しても耳を貸そうとしないのです。

つまり部下は上司への意見を封じられてしまい、一方的に考えを押し付けられるので精神的ストレスを背負ってしまいます。

上司は自分が正しいと思っているので、ミスを指摘されると逆上たり部下に責任を擦りつけたりします。そのため本人に罪悪感がなく、部下を追い詰める行動を正当化してさらに事態を悪化させるのです。

加えて自分が特別な存在だと思っているのか、相当自信があるからなのか、例えば違う意見を述べても理解を示しません。

そのため、何を意見しても否定されがちなので、意気消沈してしまう事が多いです。それどころか、意見した事で冷や飯を食わされる事も!

たかのり

私は、意見したことで仕事を取りあげられたり、会議室に3時間監禁されたことがありました(苦笑)

厳しい環境が成長させてくれるという勘違い

 

クラッシャー上司は、部下を叱責したり厳しい指導をする環境が相手の成長につながると勘違いしています。一昔前であれば、そのような指導方法でも一定の成果が出たのでしょうが現代では時代錯誤であり逆に成長を妨げる原因になるのです。

上司は、その勘違いに気づくことが出来ず今の自分は厳しい環境に身を置くことで成長した結果だと間違った認識をしています。自分ができたのだから、部下に対して同じ指導方法をすれば成長につながるので部下が精神的に追い詰められているなど夢にも思っていません。

そのため部下を追い詰めている自覚がなく、自分の指導についてこれない部下が悪いのだと責任転換します。

クラッシャー上司の勘違いは、周囲から間違いを指摘されても改善しようとはせず厳しい指導が部下を成長させると信じて疑うことはしません。

このようなケースはクラッシャー上司本人に悪気があって部下に対して、厳しく接するわけではない傾向が多いです。それでも、悪気がないからと言って部下が精神的に追い詰められている事実が変わることはありません。

過去に自分が辛い思いをしたことに対するやつあたり

 

クラッシャー上司は、部下に自分が職場で辛い思いをしたことに対するやつあたりをしている場合があります。そのような理不尽な理由で、自分のストレス発散をしている部分があるため、上司の機嫌が悪ければ厳しい叱責を受けることになるのです。

このようなケースでは、あなたに非がなく上司から一方的に攻撃され続けるので相手をするのも疲れてしまいます。自分が辛いからと言って、部下に八つ当たりするのは上司として最低の行為であり許されるものではありません。

上司はストレスを発散することで満足できるたとしても、八つ当たりされた部下は精神的なダメージとストレスに悩まされることになります。

クラッシャー上司13の特徴

 

 

➀プレイヤーとしては優秀

 

クラッシャー上司自身は、仕事ができる優秀な社員として評価が高いです。仕事をできることが自信につながり、自分のやり方や価値観を部下に押し付けて指導をします。

そのため、自分のやり方で仕事ができない部下に対して、相手に原因があると決めつけて厳しく叱責して精神的に追い込むような行動をしてしまいます。

会社側もクラッシャー上司は仕事ができるため、対処に困り黙認している状態になっているので被害もエスカレートしているのが現状です。

仕事事ができることと本人の人格は関連性がないことを、クラッシャー上司は体現していると言っても間違いではありません。

②部下に同等のレベルを求める

 

社内で仕事ができる弊害として、上司の仕事レベルを基準に考えてしまい部下にも同等の仕事量を強要します。

個人個人で能力の差があるため、自身と同じレベルを求めること自体が間違っているのですが本人には自覚がありません。

そのような判断をする理由は、自分ができるのだから相手もできて当たり前、という自己中心的な考えがあるためです。

個人個人で能力が違うという考えを考慮していないので、同じレベルの仕事量を与えられた部下が精神的にも肉体的にも疲弊するのは当然の結果なのです。

そのため部下は能力以上の仕事を強要されるため、精神的に追い込まれる可能性が高くなります。相手の能力を超えた業務を与えている自覚がないので、部下が仕事を出来ない場合に厳しい叱責をする傾向が多いです。

③好き嫌いが激しい

 

好き嫌いで部下に対する態度を変えてしまうので、自分を慕ってくる人物は優遇し嫌いな人物には嫌がらせや評価を意図的に低くします。

とはいえ上司の個人的な感情で気に入られた部下は、相手の手足となって都合の良い雑用として扱われるので必ずしも良い結果にはつながりません。

嫌われた人物に対しては、悪評を周囲に言いふらしたり嫌がらせをしてくるので態度が露骨に悪くなります。

個人の好き嫌いで相手への態度を変える上司は、周りの社員から信用を無くし人望を失う傾向にあります。

厄介なことに相手が上司なので、職場では気に入られるために擦り寄るか不評を買ってしまい嫌がらせを受けてしまうかの二択に別れるでしょう。

④共感力に乏しい

 

クラッシャー上司には他人を思いやる共感力が乏しいので、部下に優しくしたり成果を褒めるという気持ちが持てません。

部下を潰して出世してきた上司も多いため、相手の仕事を褒める考えがないのです。仕事の成果を認めないくせに、ミスに対しての指摘は細部まで執拗に責めてきます。

共感力が乏しいため、相手の視線に立って物事を判断する能力が欠如しており部下に対する正当な評価をしません。共感力が高い人は、他人の考えや感情に寄り添った行動をとるので結果的に信頼関係を築けます。

クラッシャー上司は共感力が乏しいため、部下からの信頼も薄くなり関わりたくない相手として扱われるので職場の雰囲気が悪くなる原因になります。

そして、クラッシャー上司とは関わるだけで自信喪失することがあります。また、過度な緊張状態を強いるので、部下の立場からするとやりにくくて仕方ありません。

たかのり

「で?だからなに?」が口癖なのか、上から目線で接してくる態度にイライラしてきます(苦笑)

⑤陰湿ないじめをする

 

仕事ができる能力がある一方で、気に入らない部下に対して陰湿ないじめをして、耐えきれなくなった部下が退職することがよくあります。

クラッシャー上司には、部下を潰して自分が出世するタイプというパターンがありがち。悪意を持って陰湿ないじめで部下を攻撃してきます。

分かりやすい例が「仲間はずれ」です。例えばターゲット以外とは賑やかそうにしているのに、存在を無視していない人のように扱うといった感じです。

⑥承認欲求が強い

 

クラッシャー上司は、「周囲の人から認められたい」という承認欲求が強い傾向にあります。他人から評価され認められたい、自分の価値を認めてもらいたいという欲求が強すぎるため仕事に没頭しがち。

仕事に熱中するあまり、仕事以外の趣味や楽しみを見つけられず欲求全てを仕事に求めてしまうのです。

そして自分が認められたい基準を部下に求め過ぎてしまい、相手から共感を得られないことが多く八つ当たりのように叱責などをして部下を潰してしまいます。

承認欲求を満たすことを求め過ぎた結果、周囲の人物を巻き込んでまで自分を認めてもらおうとします。その結果、攻撃的な態度によってに部下の立場からすれば迷惑という一言しかありません。

⑦部下を持ち駒としか思わない

 

部下を人と思わず上司が欲求を満たすための駒のように扱い、相手が思い通りにならなければ叱責をします。また自分の評価を上げるための便利な駒として見ており、部下の成果を奪うのにも躊躇しません。

会社は社員という人材により支えらているので、人を駒扱いすること自体が間違った考え方なのですが、クラッシャー上司は思考の間違いに気付けないのです。

そのため過剰な仕事量を押し付けた結果、部下が体調を崩しても助けるどころか追い討ちをかけようとしてきます。その結果貴重な人材を潰すことになります。

 

⑧威嚇・恫喝

 

部下に「威嚇」「恫喝」をすることで精神的に追い詰める行動を取るケースがあります。厳しい言動は、部下を追い詰める原因としてよくあるパターンです。

クラッシャー上司は自意識過剰な為、厳しい言動も部下のために必要な行動と考えています。

その結果として、部下が壊れたとしても悪いとさえ思っていません。そのため「威嚇」「恫喝」をされた部下は、上司に対して反論することもできず一人で悩みを抱え込んでしまいます。

反論してこなさそうな部下をターゲットにしていることも多く、わざと仕事のミスをするように仕向ける場合もあります。

⑨教えるのが下手

 

クラッシャー上司は仕事ができる人が多いように感じる一方で、客観的視点に欠けるがゆえに人に物事を教えるのが下手なことが多いです。要は、「自分が出来る事は他人も出来るだろう」と一方的な思い込みがあるからです。

そのため、人を束ねる立場にある人物として欠陥を抱えていると言えます。個人としては優秀だとしても、教育者としては向いていません。

⑩過大要求

 

部下の能力を超えた過大な要求をすることがあり、周囲の社員から見ても達成困難なことを求めるうえに、失敗すれば厳しい叱責をされることになります。

求める成果が部下が努力で達成することを前提としていないため、故意に相手を潰そうとしていることがバレバレ。部下は上司の期待に応えようと努力をしても、達成困難なものを要求されては、やる気も自信も無くしてしまいます。

⑪沸点が低い

 

沸点が低く怒りのポイントを見つけることが難しいです。沸点が低いため、突然声を荒げて怒り出すというのも珍しくないので職場では近寄り難いことがよくあります。

少しのことでも機嫌が悪くなり、理不尽なことで部下を叱ったり、仕事のミスを押し付けたりすることがあります。

クラッシャー上司のストレスを、部下に八つ当たりすることで発散している場合もあるので、仕事とは関係ないことでイライラしていることも。

⑫なぜか会社は評価している

 

私からしたら「害悪」極まりない存在のクラッシャー上司ですが、会社はこの手のタイプを評価しがちというか、むしろ「リーダーシップがあっていい!」とさえ判断していることが多いのが現実です。

その背景には、上にはいい顔しているというのもありますが、「部下は従って当たり前」「部下が意見を言うなんて論外」と考えているような、体質の古い会社だとその傾向が顕著に表れているなと感じます。

 

⑬厳しい口癖

 

クラッシャー上司とは、厳しい言動や命令を繰り返すことで部下の心身に悪影響を与えがち。

そのため上司の口癖は、悪意を持った言動に偏っています。

  • 「何でできないの?」
  • 「自分で考えられるだろう?」
  • 「お前は使えないダメな奴だ!」
  • 「だから何?」

など相手の人格を否定する言葉が多くなります。

自分が正しいと信じる自尊心の高さから、部下の反論にも耳を傾けることはありません。仕事を処理する能力は個人によって違いがあるため、上司と同じやり方やペースを誰もがキープできるわけではありません。

そのような言動を言われ続けると、仕事のモチベーション低下や働く意欲が奪われていきます。自分の発言が正しく期待に応えられない部下を見下したり、精神的に追い詰める言動は誉められた行動ではありません。

相手を精神的に追い詰める言動が口癖になっているわけですが、その行為が自己中心的な考えであり、一方的な押し付けに過ぎません。

クラッシャー上司の弱点と標的にする人

 

目上の立場の人

 

その場にいるだけで威圧感を感じるほどの見た目と態度に圧倒されます。また、他人を思いやるという感受性に欠けているのか、部下に対して攻撃的な態度を取ります。

その一方で、自分よりも立場が上の人に対しては腰が低くイエスマンでいることが多いです。そのあまりに違う態度を見て不信感を抱く部下はかなり多いのではないでしょうか?

仕事ができる社員

 

クラッシャー上司は、部下を潰してでも自分の評価を得ようとするため、優秀な社員を引きずり落とそうとする場合があります。完全な逆恨みのようですが、自分の評価を誰よりも優先する傾向にあるので、お構いなしです。

たとえその結果、部下が心身共に傷ついてしまっても、自分の成果として評価されればそれで良しということ。

仕事ができない社員

 

自分よりも優秀な社員には悪意を持って攻撃をしますが、仕事ができない社員は格下のように扱い、相手をバカにした態度を取ります。

本来は社員を育成する立場にあるにもかかわらず、ひねくれた自意識過剰さが相手を見下す方向に傾くわけです。

クラッシャー上司からバカにした態度を取られた部下は、嫌な気持ちになるうえに仕事に対して自身が持てなくなります。その結果心を病んで会社を辞めるという最悪な結果に繋がる事も。

嫌いな社員

 

上司という立場を悪用して、嫌いな社員に対して嫌がらせをすることがあります。人によって合う合わないは有りますが、クラッシャー上司はそれを表情や言動に出して相手にぶつけてきます。

まず嫌いな社員にとる態度として、「会話をしても無視をする」「他の社員とは態度に差がある」など仕事にも影響が出るような行動をするのです。

例えば話しかけても無視されることがあるため、話しかけづらくなり業務に支障が出てしまうことも。また態度に表されることで、上司から嫌われていると感じ、精神的にも参ってしまいがち。

上司に嫌われる=孤立とも言えるので、働きづらさ満載といったところでしょうか。

クラッシャー上司に委縮させられた末路は悲惨!そうなる前に将来の事を考えてみませんか?

 

会社に不信感→辞めたいと思った時に取る行動!

 

実体験から言えますが、クラッシャー上司と関わると、上記のような方法で委縮させられます。私も日課のように毎日ネチネチ口撃された結果、白髪が増えましたし、自己肯定感が下がりました(苦笑)

また、毎日嫌味を言われていると、精神的にも参ってくるのでうつ病になる可能性もあります。うつになると、自分の存在価値を否定してしまい、毎日が苦しくなってしまうほど辛いので、害悪なクラッシャー上司の為に自分が苦しむなんて馬鹿げた話です。

仕事のストレスが10年間で10%UP

 

厚生労働省運営のサイト「こころの耳」では、ストレスに関する調査を公表しています。そこでは、1982年から2012年までの40年間で仕事によるストレスが50%→60%10%も割合が増加していることが判明しています。

また、男性女性ともに人間関係のストレスが1位となっており、次に仕事の量や質が続くことに。

そう考えると、クラッシャー上司が及ぼす被害は甚大なものだと考えられますし、あなたのストレスは知らずのうちに蓄積されているかもしれません。

私自身メンタルに不調をきたした経験から言えますが、人間の本質は変わりませんし、話し合いをすると言っても言いくるめられたり、逆に恫喝されるようなこともありました。

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