会社のために一生懸命仕事をしてきたつもりでも、色んな事が積み重なって不信感を抱くことがあるかもしれません。
そんな時、もしかすると「退職」の二文字が頭をよぎるかもしれません。
その一方で、あなたは以下のようなことで悩む事はありませんか?
- 理不尽でも耐える事が当たり前と言われそう
- 会社や上司に対して抱く不信感について、誰にも理解されなさそう
私自身も、会社や上司に対して不信感を抱いた結果、争う事となりました。
今思うと、そうなったときにもっと冷静に動くべきだったなと思うところも。
この記事では、自戒の念も込めて会社に対して不信感を抱いた時に取ったきっかけと行動についてまとめています。
ぜひ最後までお読みください。
私が会社や上司に対して不信感を抱き、退職を決断させた⑤つの出来事
働いていると会社に不信感を抱く事はあるかもしれません。
あなたが会社に不信感を抱いている状況なのであれば、まずは人事や上司とすり合わせをしてみましょう。
そのうえで目指す方向性が違う為に、「やっぱり無理だ」と感じたつ⑤の根拠をお話していきます。
➀会社や上司と自分のベクトルが違ったとき
会社は新規開拓営業を強化したいと言っている割には、言葉だけが独り歩きしていた事実を知った時。
その為、上司の意向を知るべく質問してみたものの、カタコトの回答しかなく無関心の様子。
会社や上司が常に何を考えているかわからず、その求める基準に満たなければ評価されないという状況。
後々に分かった事ですが、イエスマンでいることが評価されるポイントでした(苦笑)
②上司の好き嫌いに振り回される
上司によっては、好き嫌いで評価する場合があります。
人間ですから相性があるのは否定しませんが、それを露骨出すのを見てしまうと、自分のこれまでが否定された気持ちになったことも。
親が会社の関係者というだけで忖度を受ける人もいたので、露骨な差別に疑問を抱いてまともな人がいつの間にか退職していたケースもありました(苦笑)
そのため、評価基準がいまいちよくわからず頭を抱えたもんです。
仕事で評価されない→モチベーションダウンの際に私が取った行動
③一方的に給料を下げられる
リーマンショック時に、それまで営業手当として7万円もらえていたものが、全額カットに。
それ以外にも、会社の理不尽に対して上司に意見した結果、みせしめとしてボーナスを20万下げられたことがあり、ショックから吐いてしまったことも。
④人事はいじめから守ってくれなかった
職場いじめについて、人事に掛け合って訴えても加害者には何もペナルティーはなかった。
寧ろ、私の方が邪魔者扱いをされる側だったため。
⑤ストレスから躁うつ病→適応障害に
色々と精神的に傷つく事が重なった結果、躁うつ病→適応障害に。
自責の念に駆られ、頭が痛くなり起き上がれない程の苦痛を味わいました。
3か月間休職した後、職場復帰してもいじめは改善されず。
このことが、退職を決断した1番の理由です。
会社や上司に不信感を抱いた時にしないほうがよいこと
会社や上司に不信感を抱いた時に、あなたは平常心を保てますか?
少なくとも私は無理でした。(そのことが失敗を招いたとも言えますが)
あなたの心を守るためにも必要な心構えを、実体験から3つお伝えします。
➀外部の相談機関をあてにすること
外部の相談機関は、職場いじめに関する話を聞いて助言してくれることはあります。
あっせんという制度を利用して、会社と話し合いをすることはできますが、残念ながら強制力はありません。
弁護士に依頼するという方法もありますが、かかる費用や労力に見合うリターンがあるのかを考えなくてはなりません。
②理不尽に耐える事
あなたが今働いている会社で理不尽だなと感じても、そのまま耐え続けるだけで状況が改善される事はありません。
むしろ、あなたの体調が悪化することだって考えられます。
リスクはつきものですが、耐えるのではなく状況を良くすることを考えましょう!
③SNSに不満を書くこと
今どきは会社や会社関係者がSNSをやっていることも多いでしょう。
そのため、あなたがちょっとした不満を書くだけでも、意外と個人は特定されるものです。
もし、あなたが書いたSNS上の愚痴がバズったりでもしたら大変。
そのことで会社の業績に悪影響が出れば、裁判沙汰になって損害賠償を請求されるリスクも。
私は、ムカつく上司がSNSでリア充アピールしているのを見てしまうと、抑えていた感情が爆発しそうになって苦しくなりました。
だからこそ、会社や会社関係者のSNSはブロックして見ないようにしましょう!
④ヒートアップすること
会社に不信感を抱いたからとはいえ、熱くなってしまうのは厳禁。
自身の失敗談からも言える事ですが、ただのけんかになってしまいます(苦笑)
とことんやってやる!という強いメンタルを思っているなら良いですが、会社とやりあうと想像以上に精神的に消耗します。
⑤外野の意見を真に受ける
会社に不信感を感じたことについて、もしかしたら「そんなことよくある」「我慢しろ」などと言われる事があるかもしれません。
もしかしたら、正論で間違っていないとも言えます。
しかし、当事者なのはあなたです。あなたが苦しんでいる様子までは外野の人はわからないですよね?
社員に不信感を抱かれる会社③つのあるある
➀上司の意見が絶対で部下の意見を軽視
上司の意見が絶対のため、会社のルールなどについて、その背景や理由は全く説明されない。
その結果、社員たちの間で不安や疑問を生む原因となります。
社員が真剣に提案や意見を出しても、それがなかなか反映されない。
一方的な上からの指示だけが増えると、自分の意見や思いが会社にとって大切じゃないんだって感じてしまいます。
②評価基準が不明瞭
一体何を基に評価されているのかサッパリわからない。
こんな時、公平に評価されてるの?って不信感が募ります。
私は、新規開拓営業をしているのに、既存顧客担当と同じ目線の評価だったため、圧倒的不利を感じてきつかった(苦笑)
また、人事異動や昇進の基準が曖昧で、特定の人が特定の人を昇進させる…
公正な判断が求められる場面での、こうした恣意的な決定は大ダメージ!
③口だけ達者
ハラスメントについて、某政治家のように耳障りのよい事は言うものの、理由をつけて改善をしない場合。
上司と人事がグルだったとわかった時に、強い不信感を抱きました。
会社や上司に不信感=退職を裏付けさせるデータがあった!
会社に不信感を抱いた結果、退職を決断させることに関して裏付けとなるデータがあります。
転職サイトのリクナビネクストでは、転職経験者100人に対して退職理由のホンネをアンケート調査した結果、以下のような回答が得られています。
1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
この結果からも、仕事の仕方が気に入らなかった、つまり不信感が募った結果だと言えます。
実際に、私もそうでした。
ですから、会社に不信感を抱くこと自体甘えではありませんし、それだけ仕事に対して向き合っているとも言えるのではないでしょうか?
会社や上司に不信感を抱いた時、私が取ったふたつの行動
「やらないよりはやって後悔したい」という考えのもと、理不尽に抗う道を選択しました。
具体的にどんなことをしてきたのか?
少なくともあなたの心が晴れる方法を実体験からお伝えします。
➀会社に対する不満をぶつける
職場のいじめや、理不尽な評価制度、一方的な給与ダウンについて会社を巻き込んで不満をぶつけました。
その結果、煙たい存在となって嫌がらせは加速。
会社も、自己都合退職をさせるべく追い込んできたもんです(苦笑)
たかのり
これが正解かどうかはわかりませんが、不満を抱えながら生きるよりはましと考えています。
会社に対して不満をぶつけた内容は、別の記事にて取り上げています。併せてお読みください。
↓ ↓ ↓
会社がつらい!辞めたいけど悔しい!転職という選択肢が正解だった話
②転職活動を行う
会社に不満をぶつけた結果、転職せざるを得ない状況となりましたが、その時に大きな助けとなったのが転職エージェントの存在。
彼らのサポートのお陰もあって、1部上場企業に転職する事ができました!
詳しい転職活動時の内容は、別の記事にて取り上げています。併せてお読みください。
↓ ↓ ↓
職場いじめは訴えたもの勝ちじゃなかった!窮地を乗り越えた戦略とは?
会社や上司に不信感→退職を決断させた出来事と私が取った行動のまとめ
この記事では、会社に不信感を抱き退職を決断した根拠やその後の行動についてお話してきました。
おさらいを兼ねて内容を簡潔にまとめていきます。
- 会社に不信感を抱く主な理由は、目指す方向性の違い
- 他人がどう言おうとあなたの気持ちを優先させる
- 耐えるだけが人生じゃない
上でも取り上げていますが、データが示すように人間関係が原因で退職することは恥ずかしいことではありません。
ましてや、コロナを経て働き方を見直す方も2023年現在では増えています。
そんなあなたをサポートしてくれるサービスが転職エージェントです。
転職エージェントに登録する前に、実際に転職活動するかしないかは別にしても、まずは情報収集から始めてみませんか?
詳しくは下記リンク先の記事にて解説しているので、併せてお読みください。
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